おひとりさまが認知症になったら…頼れる公的制度2つおひとりさま老後は、お金や健康など心配・不安のタネは尽きません。中でも、判断能力が低下、つまり認知症になった後の生活をどうするかは深刻な問題です。軽度の認知症から重度の認知症まで使える制度やサービスをまとめました。判断力が正常なうちに手を打っておきましょう。 2014年時点の推計(厚生労働省)によると、65歳以上の高齢者のうち、認知症を発症している人は462万人、認知症を発症する可能性のある軽度認知障害の人は400万人だそうです。 実に、65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍ということ。2025年には、高齢者の約5人に1人は認知症になると予測されています。 認知症は長寿の宿命のようなもので、他人事ではなく「自分事」として備えないといけないということですね。特に、認知症を発症しても、そのことに気づいてくれる同居家族のいないおひとりさまは、