タグ

2011年4月14日のブックマーク (2件)

  • 彼の優等生 - 傘をひらいて、空を

    はどうですかと彼が訊くので、私は心底から絶賛した。あんなに有能な人はそういません、彼女はうちの部署のエースです、準備は周到で進行は計画的、アウトプットにムラがない、もう完璧です。 彼ははずかしそうに、いやあ家ではぜんぜんそんなことないんですけどね、家事は手抜きですしね、子どもだってよくおばあちゃんに預けてますよ、と言う。フルタイムの仕事で優秀な成果をあげてなおかつ家のこともきっちりこなしている段階でものすごい、と私は思う。 私など子どもも育てていないし、休日に有意義なことをしているわけでもない。どうかすると家から出ない。掃除が面倒なあまり、部屋に物がない(なければ散らからないから)。料理は嫌いではないけれども、面倒になるとしない。大鍋にいっぱいのカレーやおでんをつくって三日三晩べ続けたりもする。彼女は絶対にそんなことしないと思う。 私は初対面の男性が気を悪くしないことばを選んでその思い

    彼の優等生 - 傘をひらいて、空を
  • 陰茎不要論について - Diary

    陰茎不要論の話をしたい。 それにまつわる二人の男の話を。 * 陰茎不要論を最初に唱えた男の話をしよう。 「咲-saki-」だとか「ストライクウィッチーズ」だとか、ほとんど男の登場しない世界で女の子同士がいちゃこらいちゃこらする作品……いわゆる「百合」作品が台頭し、人気を博するようになって久しい。 そんな百合をこよなく愛する男、V林田氏によって陰茎不要論は提唱された。 「二次元の世界に陰茎など不要」 彼はそう高らかに宣言する。 日々衰え、萎えていく陰茎について一喜一憂している俺などからすると、いくら二次元を対象にしたものとはいえ、それはあまりに過激な論に聞こえた。 思わず俺は反駁する。 ――でもあなたは、百合作品のERO同人誌を数多く購入しているではないですか 「僕が買う同人誌は、女子しか出てこないもの限定です」 おそるべき徹底ぶりである。 そう語る彼の姿は後光がさしているようにも見え、その

    sasuke8
    sasuke8 2011/04/14
    頭がおかしすぎてすばらしすぎる