今年のゴールデンウィーク。大手旅行会社の試算によると、海外への旅行者数は20万人に上り、去年の4倍になる見込みだという。 一方で、去年から話題になっているのは、旅行ではない「ある目的」で海外に渡航する若者たちの存在だ。 国内の低賃金や円安を背景に、日本の若者が仕事を求め海外へ− 海外の飲食店でのアルバイトで、収入が日本にいた頃の倍になった− こういったエピソードが、“出稼ぎ日本人”や“若者の日本離れ”といった鮮烈なフレーズとともに、報じられた。 “成功談”が大きな注目を集める反面、「住める家が見つからない」「最低賃金が守られない」「給料が支払われない」などといった、渡航先でのトラブルも報告されているという。 また、最近は一時期より円安が落ち着いている。巷を騒がせた「出稼ぎ日本人」は、今も増えているのだろうか。 ■ホールのバイトで給料「日本の倍」…ネットが騒然 18歳から30歳までの日本国民