怪盗〇〇、といえば世代ごとにさまざまな固有名詞が入ると思いますが、なんとなくイメージは共有されていますよね。ではその「怪盗」という言葉、および概念はいつ頃生まれたのでしょう?ルパンは実は戦前からの人気だし、1900年代初期には活動写真で「ジゴマ」という人気怪盗もいました。その頃に生まれたのでしょうか。もちろん歌舞伎の石川五右衛門などのイメージもあったはずで、分かる人は教えてください、と。
日本のコンビニやレストランでは、レジの横にお金をのせるためのトレイが置かれています。日本では当たり前に使われているものですが、海外には存在しない文化であるため、日本を訪れた外国人は買い物をすると出てくる「謎のトレイ」を不思議に思うそうです。そんな外国人から質問を受けたフリー・ジャーナリストのアリス・ゴーデンカーさんが「釣り銭トレイ」の正式名称や起源について徹底的に調査し、その正体を探りました。 Change trays | The Japan Times http://www.japantimes.co.jp/news/2015/05/23/reference/change-trays/ 東京を訪れたバーナードさんは、日本のお店のカウンターになぜか置かれている「トレイ」を生まれて初めて目にしました。現金を手渡す代わりにトレイにセットしている日本人を見たバーナードさんは、初めて見るやり取りに
By Cosmovisión この世には、地図には記載されているにもかかわらず本当には存在しない「ペーパータウン」と呼ばれる架空の町があります。その多くは、地図出版社が他社による著作権侵害を防止するために作り出すものなのですが、アメリカではそんなペーパータウンがいつ間にか本当に存在していたことが発覚し、しかもその後には再び姿を消してしまっていたことがわかりました。 An Imaginary Town Becomes Real, Then Not. True Story : Krulwich Wonders... : NPR http://www.npr.org/blogs/krulwich/2014/03/18/290236647/an-imaginary-town-becomes-real-then-not-true-story その町は「Agloe」という名前のペーパータウンで、アメリ
By Christina B Castro 1日は24時間で表すことができ、1時間は60分、1分は60秒で表すことができます。日々の生活に完全に溶け込んでいるこれらの数字の起源は一体どこから来たものなのでしょうか?Scientific Americanが計測学者やアメリカ国立標準技術研究所などから論拠をとりながら、これらの起源についてまとめています。 Why is a minute divided into 60 seconds, an hour into 60 minutes, yet there are only 24 hours in a day?: Scientific American http://www.scientificamerican.com/article.cfm?id=experts-time-division-days-hours-minutes 現在世界で最も使
コーラが健康によい、という考えは意外と多くあるようです。実は、コカ・コーラの起源を調べてみると、現代の我々の想像を絶する「健康飲料」だったのです。今日は、愛されるものには神と悪魔が同居しているのではないか、ということについて考えます。 「あの女は?」 と技師のひとりが英男に聞いた。もう帰ったと答えると、残念そうにカウンターをたたき、 「こいつら、みんな信用しよれへんねん。ホット・コーラを飲む女なんて、お前らのでっちあげやっちゅうて、俺らを笑い者にしよるんやで」 「ここのマスターもぐるになって、そんなしょうもない作り話をするはずがないやろ」 工場主任は、汗で黒ずんだ作業服のボタンを外し、おしぼりで胸や腋の下をふきながら、社員たちに言った。 「よし、どんな味か、俺がいっぺん試したる」 ボディビルダーのような体つきの社員が、英男にホット・コーラを注文した。店は、開店して初めて満席になっていた。英
まず、食べ物が分からなければ話が始まりませんので、ベルリンのカレーソーセージについてご説明しましょう。 ちょうどお好み焼きを焼くような、平たい鉄板に油を1センチくらい張ったところに、ソーセージを並べて、焼くというよりは揚げる感じで火を通します。 表面がパリパリして香ばしく焼き上がるわけです。 で、これを紙などの皿に上げ、カレー粉を一振り。次いで、けっこう「これでもか!」というほど、ケチャップのようなトマトソースをかけます。 日本人の感覚からは明らかに多すぎるケチャップですが、実は結構量が食べられるよう、味付けは薄く工夫されています。 その上から最後にもう一振り、カレー粉をかけて出来上がり。これがベルリン名物カレーヴルストというもので、食べつけてしまうと、なんとなく時々食べたいような気もしますが、率直に、頬っぺたが落ちるほど美味しいというものではないと思います。 ところがこれ、マクドナルド効
写し絵は、「絵草紙の挿し絵が動いて、芝居をしている」と江戸庶民を驚かせた芸能だった。闇の中に、極彩色に描かれた人物が輝いて登場し、説経節や義太夫節で語られる情念の世界を、様々な立ち居振る舞いで劇を演じるのである。 だるまが掛け軸から飛び出て踊る滑稽芝居。両国川に舟が漕ぎ出て色鮮やかな花火を次々と打ち上げたり、蕾を瞬時に満開に咲かせもする「からくり仕掛け」の「けれん」も見せた。 「描いた絵が動くなんて、これはキリシタン・バテレンの魔術ではないのか」と江戸庶民は驚き、熱狂した。 始まりは約二百年前・享和三年(一八〇三)。ルーツは南蛮渡来の幻灯器で、一八世紀の中頃に長崎へ輸入された。招魂燈と訳され、エキマンキョウ(鏡)と仮名が振られている。外国の珍しい風景を寄席で映し、評判だった。幻灯器の絵は動かない。絵を動かして芝居ができぬか、と思い立った者がいた。写し絵の祖「三笑亭都楽」である。 南蛮
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