日本のカルチャー、サブカルチャーなどを、海外に発信している「Japan talk」というサイトで、日本の芸術や文化に対する考察が行われていた。それによると、日本の芸術や文化の根底には、美意識と呼ばれる日本人独特の9つの基本的原則があるという。それは芸術とは何かという疑問の答えとなる考え方で、日本の芸術、ファッション、ポップカルチャー、音楽、映画すべての基本になっていると考えているようだ。
世界一のスピードをひたすら追求した結果、発生したこの大事故は、「猛スピードで発展する中国経済」に警鐘を鳴らすものでもあった。 中国は時速300キロの高速鉄道技術を外国から買い入れたが、それを自前で時速350~380キロに改造した。そして、十分な運行試験をしないまま量産化した。その結果、約40人の命が失われたのである。事故直後、政府はメディアから激しい非難を浴び、鉄道の「速度追求」は一時棚上げとなった。 今年の春節、北京と上海を結ぶ高速鉄道は空席が目立った。1年の中で需要がピークに達する時期にもかかわらず、だ。乗客を取り戻すためだろうか、北京~上海線はここに来て料金の一部値下げを断行した。空路との競争もあるだろうが、市民の信用回復には至っていないことが窺える。 ただし、事故から1年が過ぎた今、中国の鉄道事業には揺り戻しが見られる。事故直後には鉄道建設予算が7000億元から4000億元に圧縮さ
『(日本人)』では、日本人の特徴は、(それがもしあるとすれば)「空気(世間)」ではなく「水(世俗)」にある、という議論をしています。 その当否についてはさまざまな意見があると思いますが、ここで議論の前提として、本書のアイデアの元となったイングルハートの価値マップを掲載しておきます。 ロナルド・イングルハートはアメリカの政治学者で、国民性による価値観のちがいを客観的に評価すべく、世界各地で大規模なアンケート調査を行なっています(このブログで何度か紹介した世界価値観調査もイングルハートが始めたのもです)。 *イングルハートの価値マップのことは、社会学者・橋本努氏の『経済倫理=あなたは、なに主義』で知りました。 この「価値マップ」では、縦軸が「伝統的価値(前近代)」と「世俗-合理的価値(近代)」、横軸が「生存価値(産業社会)」と「自己表現価値(ポスト産業社会)」になっています。 左下が「生きてい
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