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2011年1月12日のブックマーク (2件)

  • 米下院議員銃撃事件を生んだ土壌 : 研究員の目 : コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    調査研究部主任研究員 飯山 雅史 米アリゾナ州のツーソンで起きた民主党下院議員の銃撃事件は、先鋭化する保守派とリベラル派のイデオロギー対決に、一つの危険信号を灯したとも言えるだろう。もちろん、これが政治的テロリズムだと考えているわけではない。逮捕されたジャレッド・ロフナー容疑者(22)は、何らかの精神的問題を抱えて大学からドロップアウトした青年と報道されており、その動機は、恐らくは精神病理学の分野で分析される問題となるだろう。けれども、米国のメディアは、急速に刺々しさを増してきた米国の政治文化の象徴として事件をとらえ、まるで戦場の対決のようなレトリックで非難しあってきた保守派とリベラル派の衝突の先に、暴力的な政治の時代が生まれる不安を指摘している。 銃撃を受けたガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)は、民主党の中でもブルードッグという中道的なグループに属している穏健派だ。しかし、彼女はオ

  • 凶弾に凍りついた政局、アリゾナ乱射事件

    それにしても、ショッキングな事件でした。アリゾナ州のツーソンで8日(土)、ブリエル・ギフォーズ下院議員(民主、アリゾナ8区選出)が狙撃されたのです。ギフォーズ議員は、ショッピングモールのスーパーの前で開いていた「街角議会報告」というミニ集会の途中を狙われ、頭部を貫通する銃創を負いました。狙撃犯は、ジャレッド・ロフナーという22歳の男で、政治家を「仕留めた」興奮の延長なのかその場で乱射を続け6人の犠牲者が出ています。死者の中には、ギフォーズ議員のスタッフをはじめ、集会に参加していた連邦判事やその場に居合わせた9歳の少女も含まれるという惨劇となりました。 事件から1日半を経過した現時点では、まずギフォーズ議員の容態は医師団の必死の救命が奏功して「会話が可能」な状態だというのですが、依然として楽観は許されない状況です。また狙撃犯のロフナーは、当初は黙秘をしていたものの、FBIと地元保安官の連合捜