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2013年9月22日のブックマーク (1件)

  • シリアとイラクのアナロジー

    米軍によるシリア軍事攻撃のカウントダウンが始まった。 8月21日にアサド政権側が化学兵器を使った証拠がある、として、オバマ政権はシリアへの軍事攻撃を行う用意がある、と主張した。とはいえ、イギリスでは議会が対シリア攻撃を否決し、オバマ自身も議会に諮らざるを得ない状況。国際世論も消極的だ。 その背景に、イラク戦争での失敗が指摘される。大量破壊兵器の恐怖を煽ったあげくに強行されたイラク戦争では、米英など外国兵4800人以上の死者を出す泥沼が、わずか二年前まで続いていたからだ。アフガニスタンではまだ進行中で、2010年に700人以上の外国兵の死を経験して以降も、毎年400~500人は命を落としている。アフガニスタン攻撃とイラク戦争は、国際社会に「中東での軍事介入は割にあわない」という教訓を残したはずだ。 イラク戦争とのアナロジーは、探せばいろいろと見つかる。米政府がいつも強弁する「独裁政権は大量破

    satis
    satis 2013/09/22
    混迷を深めるシリア。大量破壊兵器の危機を煽り泥沼となったイラク戦争を彷彿とさせる。一方で国外に亡命した人たちの間で軍事行動を支持するデモが行われるが、介入がどのような結果をもたらすか誰にも見通せない。