三洋電機は平成21年度から、中東市場での事業展開を強化する。世界規模で景気後退が進むなか、中東市場は白物家電やエアコン、太陽光発電システムなどの需要に底堅さがあるため、中東向けに開発した計37点の新製品を一挙に投入し、売上高を今後2年間で約2倍の400億円に拡大することを目指す。 三洋は中東の営業拠点をアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに置き、昨年4月に専任の担当役員も設けた。薄型テレビや洗濯機、エアコンなどを主に投入しており、現在の年間売上高は約200億円。 同社が注目しているのは中東の潜在的な成長力。UAE、サウジアラビア、クェートなどでは、生活水準の向上に伴って薄型テレビや環境配慮型の白物家電の販売が伸びている。 また、石油依存型エネルギーからの脱却を目指して、太陽光発電への関心も急速に高まっており、今後、高い変換効率を誇る同社独自の「HIT太陽電池」や薄膜太陽電池の販売拡大も
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