調布飛行場の南隣にある「市民西町サッカー場」で、サッカーの練習試合をしていた中学生たちが、小型機が離陸して墜落するまでの様子を見ていました。 早瀬弘生さん(14)は、「小型機はサッカー場のフェンスより少し高い高さ20メートルくらいのところを左に30度くらい傾いて飛んでいた。 墜落した後、しばらくして、こぶしほどの大きさの黒いすすがサッカー場にたくさん飛んできた」と話していました。 また、河野和樹さん(15)は「ふだんより低いプロペラの音が聞こえて、おかしいなと見上げたら、小型機が左に傾いて飛んでいて5秒ほどしたらパンという音がした。炎は見えなかった。その音がしてから5秒くらいで住宅街に墜落して爆発した音が聞こえた。 機体の揺れが大きく、もしかしたら墜落するかもしれないと思っていたら本当に落ちてしまい驚いた。自分たちのところに落ちる可能性もあったかと思うと、怖かったです」と話していました。