9年前、県立竹田高校の男子生徒が剣道の部活動中に亡くなった事故で、業務上過失致死の疑いで書類送検された当時の顧問らが不起訴になったことについて、生徒の両親が最高検察庁に不服を申し立てていましたが、申し立ては認められませんでした。 この事故は平成21年8月、県立竹田高校の2年生だった工藤剣太さんが剣道の部活動中に熱中症で倒れて亡くなったもので、顧問と副顧問だった教諭2人が業務上過失致死の疑いで書類送検されました。 これに対し、大分地方検察庁は平成24年に2人を不起訴にしたあと、大分検察審査会の「不起訴不当」の議決を受けて再捜査した結果、改めて不起訴にしました。 これに対し両親は、去年5月福岡高等検察庁に不服を申し立てたものの認められなかったことから、ことし3月には最高検察庁に申し立てを行っていました。 遺族によりますと、19日最高検から「申立てについては認められない」と判断したという連絡があ
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