緊急事態宣言が出されている北海道の鈴木知事は全国知事会の会合で、感染拡大を抑え込むため、今は北海道外からの訪問は、極力控えるよう各都道府県に協力を求めました。 この中で、鈴木知事は「北海道はこれから暖かくなり、例年であれば多くの方にお越しいただく時期に入ってくるが、感染者数を減少に転じさせるため、今は極力、来道を控えていただくよう働きかけていく。国と連携し、新千歳空港でもモニタリング検査を速やかに実施できるよう進めている」と述べ、各都道府県に協力を求めました。 また、鈴木知事はワクチン接種をめぐり「北海道では7月末までに高齢者向けの接種を完了するのは難しいとしている自治体もあって、医療従事者をはじめとした人材の確保が最大の課題となっている。国に特段の支援をお願いしたい」と述べ、政府による支援の必要性を訴えました。