6日付琉球新報(共同配信)は、<市谷に自衛隊統合司令部>の見出しでこう報じました。「政府は、陸海空3自衛隊を一元的に指揮する常設の統合司令部について、防衛省がある東京・市谷に新設する方針を固めた」 統合司令部は、岸田政権が閣議決定した「軍拡(安保)3文書」の中の「国家防衛戦略」第4章で、「既存組織を見直し、陸自・海自・空自の一元的な指揮を行い得る常設の統合司令部を創設する」と明記されているものです。 自衛隊にはすでに3軍を統合する統合幕僚長がいます。その上新たに統合司令官を置くのはなぜか。「関係者によると…(統合司令部)設置後、統合幕僚長は防衛相の補佐に集中し、統合司令官が部隊運用を受け持つ」(6日付琉球新報)といいます。