作業学習・木工班の今年度のメンバーは、細かい作業がちょっと苦手。そんな生徒たちが取り組めるような製品はないか…と風呂に入りながら考えていて「!」と思いついたのが“ひのき玉”。温泉地などでお土産として売られているもので、湯船に浮かべて香りを楽しむというもの。 これなら少々形が不ぞろいでも問題ないし、年間を通じて売ることができ、やがて香りがなくなるものなので継続的な販売も可能かも。 ということで、早速ホームセンターで檜の角材を買ってきて、自分で試作してみたのですが…市販品のように球にすることがこんなに難しいとは思いませんでした。はっきり言って専門の工具がないと無理です。 「とりあえず、檜の香りがすればいい」と割り切り、球にすることをあきらめて、形状は“サイコロ状”に変更。ネーミングも“ひのき玉”から“ひのきキューブ”に変えました。その上で、実際に生徒が作業に取り組めるよう工程分析してみました。