Q&Aサイト大手のQuoraは$900M(約900億円)のバリュエーションで、$80M(約80億円)を調達したことを発表した。今回はシリーズCの調達で、これまでの調達額は総額$141M(141億円)にのぼる。 TOTAL$141MFUNDING TOTAL$141MSeries A, 3/2010 1 Benchmark Keith Rabois SV Angel$11MSeries B, 5/2012 2 Adam D'Angelo Peter Thiel Matrix Partners North Bridge Venture Partners$50MSeries C, 4/2014 3 Tiger Global Management Benchmark Matrix Partners North Bridge Venture Partners Peter Thiel$80シリーズCの

ボストンをベースにするスタートアップの調達額は増加傾向にあり、2014年四半期は142の案件に$1.2B(約1200億円)が投資された。過去5年間を振り返ると、2454の案件に$17B(約1.7兆円)が投資されていることになる。1案件あたりの平均調達額は$6.9M(約6.9億円)。 主なプレイヤーは、家具オンライン通販を提供するWayfair(約358億円調達)、バイオテックのKosmos Biotherapeutics(約319億円調達)、クリーンテックのGreatPoint Energy(約425億円調達)だ。ボストンは、バイオ、クリーンテック、薬品開発系のスタートアップが多いことが特徴。 単純に比較はできないが、2009年〜2013年の間で、シリコンバレーのベンチャーキャピタルが行った投資案件の数字と比べてみると面白いかもしれない。参照：『数字で振り返るシリコンバレーVCの投資傾向、

モバイル決済サービスを提供するSquareが、電子メール１本で送金を完了できるサービス『Square Cash』を昨年ローンチした。Square Cashとは、メールの件名に金額、CCにsend@square.comを記入し、送金したい相手にメールを送信するだけで、支払いが完了するといったものだ。本文には「飲み代」「プレゼントの割り勘」など自由にメモ的な文章を記入することができる。送金に必要なのは、デビットカードのみ(※日本でいう銀行のキャッシングカード)。 筆者も、米国に口座を持つことができたので、早速Square Cashを使用してみた。 送金主 Square Cashは、基本的に電子メールさえあれば取引を完了させることができるのだが、このサービスを利用する入り口としてアプリが提供されているようだ。アプリを開くと、送金金額の入力を求められる。送金したい金額(今回は$8)を入力してS

モバイル決済サービスを提供するSquareが、電子メール１本で送金を完了できるサービス『Square Cash』を昨年ローンチした。Square Cashとは、メールの件名に金額、CCにsend@square.comを記入し、送金したい相手にメールを送信するだけで、支払いが完了するといったものだ。本文には「飲み代」「プレゼントの割り勘」など自由にメモ的な文章を記入することができる。送金に必要なのは、デビットカードのみ(※日本でいう銀行のキャッシングカード)。 筆者も、米国に口座を持つことができたので、早速Square Cashを使用してみた。 送金主 Square Cashは、基本的に電子メールさえあれば取引を完了させることができるのだが、このサービスを利用する入り口としてアプリが提供されているようだ。アプリを開くと、送金金額の入力を求められる。送金したい金額(今回は$8)を入力してSen

Uberは、スマホから簡単に旅行ガイドを手配できる新サービスを、ニューヨーク州マンハッタンで開始すると発表した。(※正確な発表は明日になる) Claigslistに投稿されている仕事内容から、 自転車での旅行ガイドというに1時間$20〜30の給料を支払う予定であることが分かる。また、運転手にはiPhone4Sが無料で配布される。ガイドになる資格は、２１歳以上で、自転車に乗れること。それに加え、ニューヨークのオフィスで、バックグラウンドチェックや運転中の会話(ガイド)のチェックもされる。 サービスの内容は、Uberと同様でモバイルから旅行ガイドをオンデマンドで手配できるといったものになりそうだ。とにかく、明日の発表が楽しみである。 ソース：Uber is launching an on-demand courier service tomorrow (exclusive)写真：Uber Ex

Darling Venturesの創業者である、ダニエル(Daniel Darling)氏はオーストラリア出身で、ベイエリアを拠点に活動している独立系ベンチャーキャピタリストだ。彼がサンフランシスコに越してきたのは２年前で、Darling Venturesを立ち上げて本格的に投資活動を開始したのは半年前とまだ日が浅い。それにも関わらず、彼はY Combinatorや500 Startups、Menlo Venturesなどの著名VCが出資するラウンドに参加できている。 なぜ、彼のような新参者が著名な投資家達が参加するラウンドに短期間で参加することができたのか。今回のインタビューでは、ダニエル氏にベイエリアの投資家事情について言及していただいた。 ベイエリアを象徴する投資家同士の相互補完的なコミュニティ 筆者(以下S)：あなたはオーストラリア出身ですよね。オーストラリアのスタートアップはどう

TechWatchは、ベイエリアを拠点に活動する起業家へのインタビューを行い、現地から生の情報を日本へ発信していくブログメディアだ。その第一弾として、連続起業家であり投資家のニール(Neil Joglekar)氏にインタビューを行ったところ、「僕だけが、一方的にしゃべるのはつまらないから、読者から質問を募って、僕が毎週それに答える形のインタラクティブな連載にしようよ！」と彼から進んでこの連載を提案していただいた。 ニール氏は、著名なインキュベーションプログラムであるY Combinatorに採用されたReelSurferの創業者で、現在も新しいスタートアップを立ち上げ、ハードウェアの開発に勤しむ連続起業家だ。 また、Global Shaperとして世界経済フォーラム(通称：ダボス会議)への参加経験もある。 今回、彼がこの企画を提案してくれた理由について、寄稿を通じて語っていただいた。以下、