9割は下ネタで埋め尽くされるべきだ
新型コロナウイルスのワクチンを接種していない米成人のうち53%がワクチンのほうが新型コロナウイルスよりも危険との認識を抱いていることがわかった/Scott Olson/Getty Images (CNN) 米国の非営利団体「カイザー・ファミリー財団」は8日までに、新型コロナウイルスのワクチン接種をまだ受けていない米国人成人の53%が、ワクチンは新型コロナ自体より危険との認識を抱いているとの最新調査結果を公表した。 一方で接種済みの国民の88%は感染が招く健康障害はワクチンより深刻ととらえていた。 今なお継続中の同財団の調査によると、未接種者のうちの57%はメディアは新型コロナの深刻さを過大に伝えていると回答。一方で接種者の4分の3はメディアの報道は総じて正確とし、重大さを過小評価しているとしたのは24%だった。 調査結果によると、ワクチン接種にかたくな拒否姿勢を貫く比率は昨年12月の同様調
さいとう・こうへい/専門は経済思想、社会思想。新書大賞の『人新世の「資本論」』(集英社新書)は32万部のベストセラー(撮影・露木聡子氏、斎藤さん提供)この記事の写真をすべて見る コロナ下で強行開催された東京五輪が8月8日、最終日を迎えた。コロナ対策だけでなく、数々の問題が噴出した五輪だった。失敗の根本原因は何か。経済思想家で大阪市立大学大学院経済学研究科准教授の斎藤幸平氏が本誌に寄稿した。 【写真】まるで「居酒屋のユニホーム」?酷評された東京五輪表彰式の衣装はこちら * * * コロナの感染拡大を心配する多くの人々が反対の声をあげていたにもかかわらず、強行開催された東京五輪。その危惧どおり東京の医療は崩壊し、「今回の五輪はコロナのせいで失敗した」という認識が広がっている。 だが、五輪の失敗はコロナのせいだろうか。そうした側面もあるとはいえ、失敗の根本原因は別のところにある。問題の本質は
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