靴下生産で国内一の産地である奈良県のメーカーとマラソンの実業団チームが、高機能の長距離走用ソックスを開発した。着用した選手は成績が上がったという。用具の革新の波はソックスにも広がってきた。 靴下生産で国内一の産地である奈良県のメーカーとマラソンの実業団チームが、高機能の長距離走用ソックスを開発した。これまでのアイデア商品で培ったノウハウとアスリートの経験、感覚を生かし、素材から形状、編み方まで足を快適に支える工夫を詰め込んだ。着用した選手は成績が上がったという。用具の革新の波はソックスにも広がってきた。 高機能ソックスの開発にあたったのは、筒状に生地を編む丸編み機を使った独自技術が強みの西垣靴下(奈良県大和高田市)。これまでにも、履くとつま先が反り上がって転倒予防になる高齢者用や、足の親指が開く外反母趾(ぼし)対策用など、アイデア商品を出してきた。 タッグを組んだのは、女子長距離走の実業団