概要 ここ最近、Kubernetesクラスタを本番運用するにあたって負荷試験を行ってきました。 Kubernetesクラスタに乗せるアプリケーションの負荷試験は、通常の負荷試験でよく用いられる観点に加えて、クラスタ特有の観点も確認していく必要があります。 適切にクラスタやPodが設定されていない場合、意図しないダウンタイムが発生したり、想定する性能を出すことができません。 そこで私が設計した観点を、汎用的に様々なPJでも応用できるよう整理しました。 一定の負荷、スパイク的な負荷をかけつつ、主に下記の観点を重点的に記載します。 Podの性能 Podのスケーラビリティ クラスタのスケーラビリティ システムとしての可用性 本記事ではこれらの観点のチェックリスト的に使えるものとしてまとめてみます。 確認観点 攻撃ツール 1: ボトルネックになりえないこと Podレベル 2: 想定レイテンシでレスポ
![Kubernetesの負荷試験で絶対に担保したい13のチェックリスト - Enjoy Architecting](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8bcf2786798aa0eb24a5655daa9c03ee80660593/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.linuxfoundation.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F03%2Ftrademark-kubernetes-icon-correct.png)