高市早苗首相の「台湾有事発言」で日中関係が冷え込むなか、中国の浸透工作が激化しているのが沖縄だ。地政学上の重要拠点となる沖縄について、中国のネット上では「琉球は中国の朝貢国」とする意見が飛び交っている。近年は中華マフィアと沖縄暴力団の関わりも指摘され、浸透工作との関連が懸念されてきた。 台湾に拠点を置く中華圏最大級のマフィア・竹聯幇(ちくれんほう)の長老で中華マフィアのドン、張安楽(ヂャンアンラー、78)は、沖縄県内に拠点を置く指定暴力団・旭琉会(きょくりゅうかい)との接点を持っている。台湾メディアの報道では、数年に1回程度の割合で、竹聯幇(≒中華統一促進党)と旭琉会が互いを台湾と沖縄に招待し合っていることが確認できる。中国事情に詳しい紀実作家の安田峰俊氏が、張氏に接触し、真相に迫った。(文中敬称略)【全3回の第3回】 日・台の公安がマークする男 中国の党組織による沖縄県庁や知事に対する露

