自民党・安倍派の政治資金パーティーを巡る問題で、橋本聖子元オリンピック・パラリンピック担当大臣ら4人についても収支報告書に記載のないキックバックがあったとみられることが分かりました。 ■異例人事「党内で大きな反発」 岸田政権を揺るがす自民党最大派閥・安倍派の政治資金パーティーを巡る問題。 この問題を受け、岸田総理は4人の閣僚を含む安倍派所属の政務3役、大臣、副大臣、政務官の合わせて15人全員を更迭する考えです。 岸田総理大臣:「国民の皆さんのなかにおいて疑念が広がっていること、これは深刻に受け止め、危機感を持っています」 特定の派閥だけを一斉に更迭する前代未聞の異例人事は今の国会が閉幕する13日以降、週末にかけて行われる見通しです。 閣僚経験者A:「ナンセンスだ。『安倍派は全員交代だ』と言ったら、ただの見せしめじゃないか。党内で大きな反発が起きるのは間違いない」 閣僚経験者B:「岸田内閣は
派閥のパーティー券をめぐる、裏金疑惑が拡大する自民党。 11日は、オリンピアンの橋本聖子元五輪相が釈明に追われた。 記者「1,000万円を超えるキックバックを受けていたという、一部報道があるが事実関係は?」 自民党“安倍派”・橋本聖子元五輪相「その件につきまして、刑事告発を受けている案件ですので、今申し上げることはできませんけれども、しかるべき時に説明責任を果たしていきたいと思っています」 1992年のオリンピックで銅メダルを獲得した橋本聖子元五輪相。 1,000万円を超えるキックバックを収支報告書に記載せず、事実上の裏金にしていた疑いが浮上した。 自民党“安倍派”・橋本聖子元五輪相「(キックバックの認識は?)それについても申し上げることができない状況。申し訳ありません」、「「(会計処理について派閥から指示は?)それも今申し上げることができない。国民に政治不信を招いてしまったことに、心から
自民党安倍派の政治資金パーティー問題をめぐり、長崎3区選出の谷川弥一衆院議員も4000万円超のキックバックを受け取っていた疑いが浮上している。 【ビフォーアフター】“フケ顔” だった学生時代の岸田氏と現在の岸田首相 12月10日、谷川氏は長崎市内で報道陣の取材に応じ、用意していた原稿を読み上げた。 「清和政策研究会のパーティー券の問題について、刑事告発を受けている案件でもあり、事実関係を慎重に調査・確認して適切に対応してまいりたい」 以下、その後の記者とのやり取りだ。 ――キックバックはあった? 「いまコメントしただけです。僕がいま言えることは」 ――(パーティー券の)販売ノルマは? 「だからいま言ったとおりって言っているでしょ。いま言ったとおり」 ――収支報告書の訂正は? 「だからいま言ったとおり。いま言ったとおり以外はコメントありません」 ――会派の中でそのようなことが? 「まあいい。
岸田政権を直撃している安倍派の裏金問題です。 疑惑の渦中にある松野官房長官に加え、同じく疑惑がもたれている複数の安倍派幹部の更迭も検討されています。 ■安倍派議員また疑惑…記者追及に「頭悪いね」 報道陣の前に姿を見せた谷川弥一衆院議員。 Q.4000万円超のキックバックがあったという報道があったが事実関係は? (安倍派 谷川弥一衆院議員)「読み上げますよ。清和政策研究会のパーティー券の問題について、刑事告発を受けている案件でもあり、事実関係を慎重に調査・確認をして、適切に対応してまいりたい。」 Q.キックバックがあった? 「今、コメントしただけです。僕が今言えることは。」 Q.(パーティー券の販売の)ノルマはどれくらいだった? 「だから今言った通りって言っているでしょ。今言った通り」 Q.これからの議員活動については? 「だから、今言った通りって言っているじゃない。なんで同じこと、何回も言
政界を大きく揺るがす自民党最大派閥・安倍派(清和政策研究会)の“裏金疑惑”。塩谷立座長(73)や萩生田光一政調会長(60)、西村康稔経済産業相(61)だけでなく、松野博一官房長官(61)、高木毅国対委員長(67)、世耕弘成参院幹事長(61)にも1,000万円超のキックバック疑惑が取り沙汰されている。 【写真あり】1000万超キックバック疑惑が浮上した橋本聖子元五輪相 「年1回開催される政治資金パーティーでは、所属議員にパーティー券の販売ノルマが設定されていたといいます。政治資金規正法では同じ人や団体から1回20万円超の支払いを受けた場合、収支報告書に記載することを義務付けています。しかしノルマを超えた分の収入を記載せず、パーティー券を販売した議員にキックバックさせていた疑いが浮上。安倍派では’18~’22年にかけて、1億円超が“裏金”になっていたと見られています」(全国紙記者) “裏金疑惑
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