オリックスが連敗脱出。喜ぶ中嶋聡監督(左端)、西川龍馬(右)ら=大阪市・京セラドーム大阪(撮影・林俊志) (パ・リーグ、オリックス3-1日本ハム、8回戦、4勝4敗、4日、京セラ)オリっこたちの悲しむ顔はもう見たくない。己のスイングでこれまでの悔しさを振り払った。オリックス・西川龍馬外野手(29)が2打点の活躍でチームの連敗を4で止めた。 「(加藤貴とは)何回かやっているので、ある程度のイメージはできていた。飛んだところが良かった」 1―0の三回、宗がチーム41イニングぶりとなる適時打で勢いづけると、3番・西川も流れに乗った。1死二塁で加藤貴の膝元のフォークにバットをうまく合わせて一、二塁間を破った。自身17打席ぶりの安打が貴重な3点目となるタイムリー。4月28日(エスコン)の対戦で本塁打を含む2安打1打点と相性の良かった左腕から再び快音を響かせた。一回の好機で先制点をもたらした遊ゴロを含め
広島は5日、国内FA権を行使してオリックスへ移籍した西川龍馬外野手(29)の人的補償として、日高暖己投手(19)を獲得したと発表した。 【写真】希望に満ち溢れたオリックス新入団会見 日高の目もキラキラ輝いてる 仕事はじめとなった前日、鈴木清明球団本部長が報道陣に対応。金銭補償の選択肢も含めて「できれば5日には、はっきりさせたい」と話していた。 日高は富島高から22年ドラフト5位でオリックス入り。183センチから繰り出す直球が魅力で、今季はファームで12試合に登板して防御率3・15だった。オリックスには在籍1年で、新天地へ移籍することになった。 日高のコメントは以下。「今回の話を聞いて、今はただびっくりしているというのが、率直な気持ちです。オリックス球団には、まだ何も貢献できていなかったのですが、いろいろな方々に優しくしていただいて感謝しかありません。チームは変わることになりましたが、やるこ
広島は5日、国内FA権を行使してオリックスに移籍した西川龍馬外野手の人的補償として19歳右腕の日高暖己投手を獲得したと発表した。宮崎・富島高から22年ドラフト5位で入団し、今季が2年目。オリックスでは、同じ宮崎の都城高から16年ドラフト4位の山本由伸(ドジャース)の系譜を継ぐ存在として期待されていた。 本格的に投手へ転向したのが高校2年秋で、高い潜在能力と伸びしろにも期待できる存在。183センチから直球を投げ下ろし、山本を参考にしているというテイクバックも特徴的。ルーキーイヤーの昨季は1軍登板なし。ウエスタンでは12登板で1勝1敗、防御率3・15という成績を残した。 西川の補償について、球団は金銭を含めて検討を進めてきた。鈴木球団本部長は、人的を選択する場合には「将来を見て考えるか、即戦力で考えるか、今のスタッフ(戦力)で考えるか。(新井監督を含めて)現場と意見交換しながら総合的に判断する
オリックスの中嶋聡監督(54)が30日、広島からFAで西川龍馬外野手(29)が加入することで打線の幅が広がると期待した。通算では全打順を任されている。「上位でもあり、返すところにとかもあると思いますけどね」と起用パターンを頭の中で膨らませた。 今季も143試合で135通りの打順を組んだ。「いろんなことを組み合わせなきゃいけない」。森や頓宮、杉本など強打者との並びは無限の可能性が広がる。今年はカープで1番から5番を打っていて「いいですね。さすがですね、新井さん」とニヤリと笑った。 「どこが一番ハマるのか、どこが一番怖いのかな」と上位打線を軸に据える。「今年の交流戦で当たった時でも、しっかり真っすぐにコンタクトしてきた。やっぱりいい打者やなと思ってましたけどね」。天才的な打撃技術は指揮官もお墨付き。リーグ4連覇の使者として、相当な期待を抱いている。
広島鈴木清明球団本部長(69)が11日、西川龍馬外野手がFAで移籍したオリックスから人的補償に関するプロテクト名簿が届いたことを明らかにした。 【表】広島の過去のFA人的補償選手一覧 「検討中。(人的補償を選択するのか、金銭補償を選択するのかは)まだ決めていない。個々を見て、将来を見て考えるか、今のスタッフで考えるのか。そういう考え方しかないかなと思う」。期限は40日以内とされているが、現場の意向も聞きながら検討を重ねていく。
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