映画制作において、中国という巨大な市場にウケるか否かというのは大きな命題。大作ハリウッド映画さえもその問題から逃れることはできないようです。 2019年に全米公開されたドラマ映画『フェアウェル(The Farewell)』。そのあらすじは、ニューヨークで暮らしていた中国系アメリカ人の主人公が、余命短い祖母のために、自分の祖先の地へと帰国するというものでした。 中国市場をターゲットに作られた作品でしたが、同国での興行収入はたった58万ドル(約6,200万円)。 視聴した中国人のレビューには「アジア系アメリカ人の容姿が醜い」「話が退屈でつまらない」「上から目線のように感じる」といった酷評が溢れていたといいます。 <海外の反応> わざわざ中国系アジア人の起用にこだわらんでもいいよなぁ ハリウッド映画の中には、中国人を起用していなくても中国に人気の出た作品なんて、山のようにあるだろうに いやあ、こ