【今村猛 鉄仮面の内側(15)】2016、17年シーズンでカープは連覇を達成し、翌18年には3連覇という輝かしい結果を残すことができました。3連覇に貢献したと評価していただくこともあるんですが、僕の18年は順風満帆というわけにはいきませんでした。 17年オフには連覇に貢献したとの評価で、契約更改では大幅アップの査定をしていただきました。億の大台には届きませんでしたがありがたい数字でした。 20代半ばの若者が大金を手にするわけですが、僕は年俸が上がったからといって何も変化はありませんでした。 両親に特別なプレゼントをしたわけでもなく、自分自身に何かご褒美を買うということもありませんでした。変わることはなかったです。 ただ、一方で体が悲鳴を上げていたんでしょうね。肩も腰も…そうですね。18年以降はアスリートとしてはしんどいシーズンが続きましたね。 18年は43試合に登板し3勝1セーブ、13ホー
今村が引退決断 カープ3連覇支えた右腕 今後未定も野球に「携わっていければ」 拡大 広島から戦力外通告を受けていた今村猛投手(30)が現役引退を決断したことが22日、分かった。今後は未定だが、野球に携わることに意欲を示す。8日の12球団合同トライアウトは受けず、現役続行への思いも持ちながら進路を思案していた。16年からの3連覇に貢献した右腕が、現役生活に終止符を打つ。 年の瀬が迫った中、今村が大きな決断を下した。戦力外通告を受けた10月14日から約2カ月。進路については年内を期限に定めていたが、この日までに現役引退の意思を固め、球団にも報告、静かにユニホームを脱ぐことになった。 今後は未定だが「何かしらで携わっていければ」と野球への愛着を語った。自身がプロ生活12年間で培った経験などを生かし、プロ野球選手を目指す少年たちへ貢献できる形も模索していく考えだ。 11月下旬には選手会ゴルフに参加
広島から戦力外を告げられた今村猛投手が25日、選手会の納会ゴルフに参加し、現役続行の意思を表明した。「まだやれるという気持ちは持っているので。いいお話があれば」と明かした。 10月中旬には今後について未定と語っていたが、気持ちが固まり、現在は自主練習を続けている。通算431試合に登板し、21勝30敗、36セーブ、115ホールドと実績十分。NPBでのプレーを目指し、「そこにこだわります」と他球団から声がかかるのを待つ。 一岡、戸田と同組でゴルフを楽しみ、12年間在籍したチームの仲間にもあいさつ。「仲のいい選手が連絡をくれたりしていましたけど、裏方さんたちには会えていなかったのでよかったです。(戦力外から)1、2か月たったけど、みんなと今まで通り話せた。これからも(関係は)変わらないと思います」と感謝した。
広島は14日、今村猛投手(30)、中村恭平投手(32)、鈴木寛人投手(20)、行木俊投手(20)の4人と、畝章真投手(26)、佐々木健投手(22)の育成2人の計6投手に来季の契約を更新しないと通告したと発表した。今村は緒方監督時代にセットアッパーや抑えでリーグ3連覇に大きく貢献。カープ最強時代を支えた功労者が、赤いユニホームを脱ぐこととなった。 ◇ ◇ ◇ 駆け抜けた12年を振り返り、今村はうっすら目に涙を浮かべた。「いつかは来ますからね。覚悟はしていましたけど、いざとなると、ちょっとしんどいですね」。マウンド上ではあまり見せなかった笑顔を懸命につくった。 入団1年目から2試合先発で投げ、当たり前のように毎年1軍で投げ続けた。同学年が大学生活を送る4年間で、すでにプロの世界で172試合登板。13年にはWBC日本代表に選出された。一時調子を落とした時期もあったが、18年まで3年間
広島・今村猛投手(30)が14日、マツダスタジアムで戦力外通告を受けた。マウンドではひょうひょうと振る舞う中継ぎ右腕が目に涙をためて12年間の思いを吐露した。 「覚悟はしていたが、あまり実感がない。ちょっとしんどい。カープはすごくいい球団だったなと思う。ファンはどんなに悪くても応援してくださった。感謝という言葉でしか表現できない」 清峰高3年春にチームを選抜優勝に導き、2010年にドラフト1位で入団した。11年に54試合に登板し、中継ぎとして1軍に定着。16─18年はセ・リーグ3連覇に貢献したが、昨季は登板6試合にとどまり、今季はここまで1軍での登板がなかった。 一番の思い出は「2016年の東京ドームでの優勝の瞬間」。同じ長崎出身で高校時代からのライバルの大瀬良(長崎日大高)には「さすがにきのうはいえなかった」としんみり。広島で人気の大瀬良、一岡との〝カピバラ三兄弟〟の今後については「どう
広島は14日、今村猛投手(30)ら6選手に来季の戦力外を通達した。 取材に応じた今村は目に涙を浮かべ、「率直に、覚悟していたことなんですけどあまり実感がないことが本音です」と心境を口にした。中継ぎ右腕として3連覇に貢献したが、19年からは不振に陥り「自分が思うような球を表現できず、投げられなかった。それが3年間くらい、自分の悔しさとしてある」と振り返った。 【写真】戦力外通告を受け佐々岡監督に深々と頭を下げる畝章真 一番の思い出を問われると、「16年の東京ドームの優勝の瞬間。ファンに向けて、本当に感謝の言葉しか表現できない」と感謝。カープについて「すごくいい球団だった」とし、「今後はまだ考えていないです。ちょっと考えようかと思います」とした。 今村は09年度ドラフト1位で入団した。日本を代表するリリーフ右腕となり、13年WBC日本代表にも選出。16年からはセットアッパーとしてリーグ3連覇に
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