◆パリ五輪 第2日 ▽テニス(27日、ローランギャロス) 4大大会4度の優勝を誇る大坂なおみ(フリー)の2度目の五輪は初戦敗退となった。女子シングルス1回戦で今大会限りでの引退を表明しているアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に5―7、3―6のストレートで敗れた。武器の第1サーブは成功率54%と機能せず。第1サーブが入れば高い確率でポイントにつながっただけに「サーブはもっと改善の余地があったかもしれない。負けの言い訳にはならないれど…」と後悔を口にした。 【写真】涙がこぼれないように…天を仰ぐ大坂なおみ 4大大会3度優勝で元世界NO1のケルバーは、相手の力を利用するカウンタータイプのレフティー。大坂の強打を緩く深く返し、スローペースに持ち込んだ。第1セット3―1とリードし「出だしは良かった」という大坂だったが、徐々に相手の術中に。凡ミスは30本を数えた。 初めて出場した21年東京大会は聖火リレー