「阪神0-1広島」(20日、甲子園球場) 値千金の一打じゃ!広島・小園海斗内野手(24)が延長十一回に決勝犠飛を放ち、チームを3連勝に導いた。昨季苦しんだ甲子園で、球団記録に並ぶ1961年以来63年ぶりの6連勝を達成し、首位の座をがっちりキープした。前半戦は残り1試合。優勝した18年以来の首位ターンへ向け、視界良好だ。 【写真】危ない危ない 本塁を狙う大盛にストップをかける新井監督 白熱の投手戦に終止符を打った。小園が大きく両手を上げ、全身で喜びを爆発させる。喉から手が出るほど欲しかった「1」がスコアボードに刻まれ、鯉党の大歓声が敵地に響いた。 「振りにいって、なんとかコトを起こせれば良いかなと思っていた。良いところに飛んでくれて良かったです」 両軍無得点で迎えた延長十一回。代わった富田から先頭秋山が四球を選ぶ。続く矢野のバントを富田が一塁へ悪送球。三塁を狙った一走・大盛の好走塁が中野の失