広島2年目の小園海斗内野手が開幕スタメンへ、またアピールに成功した。「6番三塁」でオープン戦初先発。3回2死一、三塁でフルカウントからの6球目、梅津の内角直球を強振し、右翼線への2点適時二塁打を決めた。変化球を2球見逃してからの一打に「去年だったら絶対振ってました。打ちにいく中でボールを見極められている。成長していると思います」と胸を張った。 これで4試合連続安打で、打率は3割7分5厘と好調。実績のある田中広が遊撃におり、当初三塁だった新外国人ホセ・ピレラ外野手(30=フィリーズ)が左翼、小園が三塁で開幕を迎える可能性も出てきた。高ヘッドコーチは「あります」と認めた上で「左腕(大野雄ら)に対してどれくらい対応するかという意味もあった」と説明した。小園は「もちろんショートが一番守りたいですけど、任されたところで全力プレーするだけです」と闘志を燃やした。
折り返し地点にさしかかったプロ野球・春のキャンプ。広島の2年目・小園海斗のバッグには、トレーニングウエアや下着など必要最低限のモノしか入っていない。唯一の娯楽グッズは、任天堂の小型ゲーム機「スイッチ ライト」だ。 【画像】打撃に守備に走塁に……広島“期待の星”小園海斗 キャンプで必死の猛アピール写真 「普段の小園は朝から晩まで練習漬けで、宿舎に帰れば食事をして寝るだけの毎日です。気分転換は休日のゲーム。持ってきたソフトは『実況パワフルプロ野球』だとか。負けず嫌いの小園らしく、チームは広島を選択し自分が打って勝つまで繰り返しやっているそうです」(スポーツ紙記者) 「パワプロ」での気分転換が功を奏したのか、小園に対する首脳陣の評価はうなぎ上りだ。2月13日の紅白戦では6番ショートで先発出場。2安打1盗塁と結果を残した打撃面だけでなく、外野に抜けようかという当たりを何度も好捕する守備範囲の広さも
広島ドラフト1位小園海斗内野手(18=報徳学園)が2日、ウエスタン・リーグ中日戦でプロデビューを果たした。 昨夏ともに甲子園を沸かした中日ドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)とプロで初対戦。「1番遊撃」でスタメン出場した小園は4打数1安打で、守備では終始落ち着いたプレーを見せた。 実戦での打席は24日ソフトバンクとのオープン戦以来だった。1回の第1打席は中日先発の左腕浜田智のスライダーに空振り三振を喫した。だが、3回の2打席目にはきっちり修正。カウント2-1から外角球を拾って、左翼へはじき返した。左翼モヤがもたつく隙を突き、俊足を生かして一気に二塁を陥れた。「打席の感覚が全然なかった。次はこういう軌道というのが(頭に)あった。自分の修正能力が良かったんじゃないかなと思います」。ブランクを感じさせない適応能力を実戦デビュー戦で発揮した。 1点リードの8回1死一、二塁のピンチでは中日根尾
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