7日に東京都知事選挙と合わせて9選挙区で行われた都議補欠選挙では、8選挙区に候補を立てた自民党が6選挙区で敗退し、「逆風」にさらされた候補者や関係者からは落胆の声などが漏れた。 自民党派閥の政治資金規正法違反事件で党の役職停止処分を受けた萩生田光一・前政調会長の地元の八王子市では、自民の馬場貴大氏が元都議の滝田泰彦氏に約4万5000票差で敗れた。7日夜、萩生田氏は馬場氏の事務所に姿を見せ、「自民への逆風をつくった一人として、おわびからの選挙だったが、差を縮めることができなかった。ご迷惑をかけた」と陳謝した。 萩生田氏と並んだポスターに対して有権者から苦情が寄せられるなど、馬場氏は選挙前から事件への風当たりを感じたという。逆風をはねのけようと、選挙期間中は小泉進次郎・元環境相や河野デジタル相などが続々と応援に入ったが、劣勢は覆せなかった。
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