伊藤環境相との再懇談に向けて、環境省幹部が水俣病の患者・被害者団体と熊本県水俣市で面会した16日、団体側は被害者救済に向けて双方が協議し、「一歩ずつ政策を進めるべきだ」と訴えた。問題の本質は、環境省職員が行った「マイク切り」ではなく「被害者切り」にあると主張した。(白石一弘、山之内大空) 【写真】要請書を受け取る前田審議官(16日) 1日の犠牲者慰霊式後にあった懇談で、団体側の発言中に環境省職員がマイクを切る問題が起き、伊藤環境相は8日に現地を再訪して謝罪した。伊藤環境相は再度の懇談の場を設ける意向を示し、政務三役らでつくる水俣病対応の作業部会を設置した。 16日は作業部会の責任者を務める前田光哉・大臣官房審議官ら3人が来訪。懇談した6団体との面会で、前田審議官は謝罪した上で、「団体、現地との関係性を修復していきたい」と述べた。再懇談のあり方を話し合いたい前田審議官に対し、団体側は水俣病の
![本質は「マイク音切り」ではなく「被害者切り」…水俣病の患者・被害者団体側、国側へ主張(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/52f8f77be0b71733dfa6151b6527a13a0825760a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.yimg.jp%2Fimages%2Fnews-web%2Fall%2Fimages%2Fogp_default.png)