和歌山での「過激ダンスショー」の次は埼玉での「SM緊縛パーティー」――。 自民党の青年局をめぐる醜聞が物議を醸している。 3月19日、「文春オンライン」は、自民党埼玉県連の青年局に所属する県議らが2016年1月に破廉恥なパーティーを開き、公費を含む青年局などの活動費が用いられた可能性があると、報じた。 被り物をして身体を縄で縛られ、パンツ一枚姿の男性。その前でマイクを握る、AKB48の制服コスプレ姿の男性が、当時、青年局長だった田村琢実県議だというのだ。 現在は党県議団の団長をつとめる田村氏が注目されたのは、2023年10月、県虐待禁止条例の改正案を提出したときだ。 「小学3年以下の子どもに留守番をさせたり、子どもたちだけで公園で遊ばせたりすることなどを禁止し、県民には、こうした状況を見つけた場合の通報を義務付けるという内容です。罰則こそなかったものの、改正案の内容が報じられると“留守番禁