10月12日、楽天の石井一久監督が会見を開き、今季限りでの退任を表明した。2018年9月にGMに就任し、21年からは監督として現場で指揮も執った。しかし重責を担った5シーズンでの結果は3位2回に4位3回。チームの停滞を招いた石井政権は問題だらけだった。 【写真】「執行猶予中に窃盗」でまた逮捕!「前科2犯」巨人ドラ2投手の転落人生 「今季は開幕から出遅れ、5月には最下位に落ちたり、借金も2桁に膨らむ局面もあった。その頃、石井監督は早くも周囲に『監督を続けることに疲れちゃった』『今年で辞める』と漏らし始めていた。日本一にでもなっていれば別でしょうが、今回、3位でCSに出ていたとしてもユニフォームを脱いでいたはず。 もともとGMがやりたくて、監督になることを望んでいた人ではないですからね。昨オフ、成績不振からGM職を取り上げられ、監督専任になった時点でモチベーションは下がっていたのかもしれない」