東京・秋葉原の無差別殺傷事件後、インターネットの掲示板に、何らかの犯罪を予告する書き込む事件が23日現在、全国で17件あり、17人が摘発・補導されていたことが24日、警察庁のまとめで分かった。このうち12人が逮捕、4人が書類送検され、1人が補導された。 容疑者の7割にあたる12人が無職やアルバイトな定職に就いておらず、このうち7人は20代の男だった。 また、17人のうち6人が未成年で、最年少は13歳の男子中学生、最年長は30歳の無職の男。女も2人いた。 書き込みには、「無差別殺人」や「大量殺人」などの言葉が入っているものが6件あったほか、秋葉原事件に言及しているものも目立った。ただ、取り調べに対して、実際に殺人を実行するつもりだったと供述したケースはなかったという。