〈那須2遺体〉「俺、この会社辞めるんで。やってらんねえ」逮捕されたやり手の“番頭”は4月に退職を示唆。“ママ”幸子さんは交際を反対?「娘と関根はつきあってない」と周囲に… 東京・上野の繁華街で焼肉店など飲食店を多店舗展開していた「サンエイ商事」の宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)の他殺体が火をつけられて栃木県内に遺棄されていた事件は、夫妻の長女の内縁の夫で同社の「番頭」的存在の関根誠端容疑者(32)=死体損壊容疑で逮捕=が一連の計画を立案、主導した疑いが濃厚だ。北朝鮮との国境近くの中国から来日して焼肉店を開業した宝島さんが、苦労の末に「宝島ロード」と称されるほどの集中展開を遂げた背景には、補佐役としての関根容疑者が大きな役割をはたしていたという。ビジネスでは蜜月だったはずの2人に何があったのか。
栃木県那須町の河川敷で会社役員夫妻の焼損した遺体が見つかった事件で、首謀者とみられる会社役員の関根誠端容疑者(32)は事件前、関わっていた飲食店の経営について、知人に「5月の連休明けでやめようと思っている」などと漏らしていた。 関根容疑者は、宝島龍太郎さん(55)、幸子さん(56)夫妻が経営する飲食店でアルバイトとして働き始め、夫妻の長女と内縁関係になった。その後、マネジャーとして、宝島さんらが経営する飲食店の一部の管理を任された。 取引先業者によると、関根容疑者は夫妻が新たに店舗を出店する際、自ら先頭に立って進めることもあり、宝島さんらとの間に信頼関係があるように見えていた。ただ、3月初旬、関根容疑者から「連休明けでやめようと思う」と冗談っぽく打ち明けられた。同容疑者は、その場に幸子さんが来ると話すのをやめたという。 夫妻の遺体発見後、心配していることを伝えると「ちょっとずつ進みます」と
栃木県那須町で焼損した遺体で見つかった宝島龍太郎さん(右)と、死体損壊容疑で逮捕された関根誠端容疑者(左)=2023年9月18日、東京都台東区、知人提供(画像の一部を加工しています) 栃木県那須町の河川敷で4月、会社役員夫妻の焼損した遺体が見つかった事件で、事件後に出頭し、死体損壊容疑で逮捕された仲介役の平山綾拳容疑者(25)=埼玉県越谷市=が11日、殺人容疑で再逮捕された。捜査本部は、夫妻の長女の内縁の夫である関根誠端容疑者(32)が、夫妻との間にあった飲食店経営のトラブルから事件を首謀したとみて調べる。トラブルとはどのようなものだったのか。 【写真】「夫妻殺し燃やすよう指示された」殺害容疑で再逮捕の男 栃木2遺体 「聞いてくださいよ。今、夫妻と内輪もめしていて、困っています」 昨年12月中旬、飲食店が立ち並ぶ東京・上野の商店街。男性は道ばたで、顔を合わせた関根容疑者からこう打ち明けられ
栃木県那須町で焼損した遺体で見つかった宝島龍太郎さん(右)と、死体損壊容疑で逮捕された関根誠端容疑者(左)=2023年9月18日、東京都台東区、知人提供(画像の一部を加工しています) 栃木県那須町の河川敷で4月、会社役員夫妻の焼損した遺体が見つかった事件で、警視庁と栃木県警の捜査本部は、会社役員の関根誠端容疑者(32)を死体損壊容疑で6日に逮捕した。関根容疑者は夫妻の長女の内縁の夫で、捜査本部は事件を首謀したとみている。 【写真】「パパ」と慕われた被害者 多額の現金持ち巡回も 捜査本部や関係者によると、亡くなった宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)は東京・上野で十数の飲食店を経営しており、関根容疑者はこのうち少なくとも3~4店の管理を任されていた。夫妻が経営する店でアルバイトとして働き始め、その後、夫妻の長女と内縁関係になったという。 夫妻が経営する飲食店の取引業者の男性は、関根容
東京・上野の繁華街で焼肉店などを14店舗展開する「サンエイ商事」社長の宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)が殺害され、栃木県那須町の河川敷に火をつけて放置されていた事件で栃木県警・警視庁合同捜査本部(警視庁大崎署)は5月6日、同社幹部社員の関根誠端容疑者(32)=東京都世田谷区=を死体損壊の容疑で逮捕した。 〈画像多数〉サングラスをかけ“ライバル”店“に乗り込む関根容疑者。宝島夫妻の娘と内縁関係にあった 関根容疑者は宝島夫妻の長女と内縁関係にあり、サンエイ系列の飲食店と競合店の客引きを巡るトラブルでも中心的役割を担っていた人物で、集英社オンラインでは#10でD、#11でXと報じてきた。すでに死体損壊容疑で逮捕されている4容疑者のうち、指示役として仲介役や実行犯をまとめた佐々木光容疑者(28)と接点があり、捜査本部は動機やカネの流れなどを厳しく追及している。 アニキのさらに上の黒幕か
東京・上野の繁華街で飲食店14店を経営していた「サンエイ商事」社長の宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)が殺害されたうえ、火をつけて栃木県那須町の河川敷に捨てられた事件で、死体損壊容疑で逮捕された関根誠端容疑者(32)=東京都世田谷区=。宝島さん夫婦の娘と事実婚状態にあり、サンエイ商事でも幹部社員として信頼が厚かったはずの男はどんな人物なのか、その横顔を探った。 〈画像多数〉サングラスをかけ“ライバル”店“に乗り込む関根容疑者。宝島夫妻の娘と内縁関係にあった 少年時代は野球少年で“いい子”のイメージ関根容疑者は15年ほど前まで、江東区内のマンションに母と姉、妹と暮らしていた。近くに住む50代男性が振り返る。 「ああ、関根さん家ね。たしか息子さんが小学校高学年のころに家族で引っ越してきて、お姉ちゃんと妹とお母さんの4人暮らしだった。お父さんは見たことなかったから母子家庭だったんじゃな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く