近年のハリウッド映画を観て、アメリカでは人種問題がすでに解決されているかのような錯覚を覚える人もいるかもしれない。 たとえばマーベル・シネマティック・ユニバースの作品群。メイン・キャストが全員黒人の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)は大ヒットを記録したし、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)のゼンデイヤを見て「なんでヒロインが黒人?」と疑問を挟む人もいないだろうから。
アメリカで人種差別撲滅のための「Black Lives Matter」運動が続く中、映画『風と共に去りぬ』がストリーミングサービス「HBO Max」の配信ラインナップから削除されたことが話題を呼んでいる。 映画史に残る不朽の名作が問題視された理由は、「奴隷制を肯定的に描いたり」「南部戦争以前の南部を賛美したり」しているからだと言われている。 「問題と思われるシーンがあるなら、そこを削除すればいいのでは」という意見も聞いた。しかし、それでは問題は解決しない。 “不朽の名作”はなぜ削除されたのか? 今、どうしてこの映画が問題視されるのか。それを語る前に、背景をクリアにしておきたい。まず、配信中止を決めたのはワーナーメディアのストリーミングサービスHBO Maxのみで、アメリカで『風と共に去りぬ』が見られなくなったわけではない。また、HBO Maxの措置は、あくまで一時的なものである。 次に、ワ
www.huffingtonpost.jp この記事のことなんですけど。 なんでここまでブックマークコメントで反発されているのか、と考えた場合、日本人は歴史的経緯を無視する傾向があるからじゃないでしょうか? 例えば、アニメや漫画では現実では見聞きしたことのない訛りの外国人が登場します。これが中国人だと語尾は「~アルヨ」とか、「~ヨ」が定番ですよね? さすがにステレオタイプすぎる描写のためか最近では見かけることが減りましたが、今でもスポーツ新聞では見かけます。僕の記憶だと、サッカー日本代表の元監督である岡田さんが中国のサッカークラブの監督に就任した際、現地人のインタビューコメントの語尾が全部「~ヨ」だったと思います。 スポーツ新聞は思想的な右左関係なく大手新聞社と資本関係があることが多いですから、そんなスポーツ新聞社で認められている表現ということは、これはもう文化的に許容されている描写だと言
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