パチンコ業界ではギャンブル性を抑制する規制強化で客離れが生じ、さらに消費者金融の法改正でパチンコに使う金額も減少傾向にあると言われる。このダブルパンチだけでも痛いのに、自民・民主両党が協議している「カジノ法案」のあおりで、パチンコの規制強化がさらに進む可能性が浮上してきている。苦境にあえぐパチンコ業界はどうなってしまうのか? 韓国大統領が小沢代表にパチンコ産業の苦境訴える? パチンコ業界は、遊戯人口がここ10年で1000万人以上も減少し、客離れが止まらない。要因のひとつが、規制強化だ。 2008年2月21日の聯合ニュースは、韓国の李明博大統領(当時は次期大統領)と民主党・小沢一郎代表が同日に会談した際に、「(李大統領が)パチンコ産業の規制が変わり、事業を行っている在日同胞らが苦境にあると聞いたことにも言及し、関心を持ってほしいと申し入れた」と報じている。大統領自らが言及した「規制強化」によ