青山総本部(1994年に東京・南青山にて撮影、2015年4月解体) オウム真理教(オウムしんりきょう、英語:Aum Shinrikyo)はかつて存在した日本の犯罪組織、カルト組織[6][7][8]。 宗教団体に偽装した犯罪組織であり、宗教を犯罪・洗脳・金儲けの隠れ蓑として利用した[9]。1988年から1995年の間に教団と敵対していた弁護士一家殺害、信者・元信者へのリンチ殺人や信者家族の拉致監禁殺害を繰り返し、毒ガスを使った松本サリン事件や地下鉄サリン事件等、日本犯罪史上最悪とされるオウム真理教事件を発生させた[10]。教祖の麻原彰晃や信者の大半が20代・30代の若者であるなど、他宗教と比較して年齢層の若い組織であった。 1996年1月に宗教法人としての法人格を失ったが活動を継続。2000年2月に破産し「オウム真理教」の名称は消滅した。同時にオウム真理教の後継団体となる「アレフ」が設立され