伊澤理江さんの『黒い海 船は突然、深海へ消えた』が第54回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しました。本記事では、受賞作のなかから一部を特別公開します。 【写真】近くの漁船が突然「ひっくり返った」…その時、船長がとったまさかの決断 ---------- 第58寿和丸。2008年、太平洋上で碇泊中に突如として転覆し、17人もの犠牲者を出す事故を起こした中型漁船の名前である。事故の直前まで平穏な時間を享受していたにも関わらず起きた突然の事故は、しかし調査が不十分なままに調査報告書が出され、原因が分からず「未解決」のまま時が流れた。 なぜ、沈みようがない状況下で悲劇は起こったのか。 調査報告書はなぜ、生存者の声を無視した形で公表されたのか。 ジャーナリストの伊澤理江さんが、この忘れ去られた事件の真相を丹念な取材で描いた『黒い海 船は突然、深海へ消えた』から、船を管理する会社の事務所での、報道陣との
サッカーの元スペイン代表でJ1、ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手が記者会見し、7月1日のリーグ戦を最後にチームを退団することを明らかにしました。イニエスタ選手は「永遠の別れではない」と語りました。 そこに込めた思いとは。 ※記事後半ではイニエスタ選手の記者会見での発言を詳しくお伝えしています。 「ここを去ることがベストだと決断した」 この中で、イニエスタ選手はヴィッセルと今シーズン終了まで契約が残る中、7月1日のリーグ戦を最後に退団することを明らかにしました。 その理由について「自身とクラブの歩む道が分かれ始め、監督の優先順位も違うところにあると感じ始めた。その現実と、プレーし続けたいという自身の情熱と掛け合わせてクラブを去ることがベストだと決断した」と話しました。 そのうえでヴィッセルに在籍したおよそ5年間について「大きな喜びと誇りの感情が沸き上がってくる。素晴らしい仲間に囲ま
3月のWBCで世界一に貢献した山川は強制性交容疑で書類送検された23日も、所沢市内で行われた西武の三軍の練習に参加した(写真:アフロ) 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表だった西武・山川穂高内野手(31)が23日、警視庁麻布署に強制性交容疑で書類送検された。警察は起訴を求める「厳重処分」ではなく、判断を検察に委ねる「相当処分」の意見を付けた。 【画像あり】避妊具をつけず中絶を強要か…巨人・坂本勇人「体操界の美女」とのメロメロ写真 山川は昨年11月、東京・港区のホテルで、当時20代の知人女性に対して性的暴行をしたとされる。西武は同日、「書類送検された事実は確認しております。当球団の選手が書類送検されたことは誠に遺憾であります。ファンの皆さまや関係の皆さまにご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません」とのコメントを発表。渦中の山川は任意の事情聴取に対し、「合意があ
強制性交等の疑いで警視庁に書類送検された西武の山川穂高(31)。コトがコトだけに、「起訴なら解雇、不起訴でも今季中の出場停止は免れない」と見る向きもある。 【写真】西武・山川穂高の強制わいせつ致傷疑惑で…専属の美人メンタルアドバイザーが“もらい事故” ■山川謹慎余波? 侍ジャパンメンバーとしてWBCで世界一になった主砲の長期離脱の可能性も浮上する中、これに頭を痛めているのが松井稼頭央監督(47)だ。 12日に登録を抹消された4番の不在が響いてか、24日のロッテ戦はわずか1得点で大敗。山川離脱後の10試合の1試合平均得点は2.4にとどまる。貧打の影響で貯金2だった3、4月から一転、5月は24日現在で5勝13敗1分けと大きく負け越し、借金6の5位に低迷している。 その西武が緊急補強を行う可能性があるという。 不振が続く新外国人のペイトン(打率.183、3本塁打)に代わる助っ人取りに加え、トレー
長野市の小学校に男が侵入し、児童1人が液体をかけられました。警察が逃げた男の行方を追っていましたが、先ほど警察が確保し、男から事情を聞いています。 【映像】男が侵入した小学校(現場周辺の様子) 警察によりますと午前8時半ごろ、長野市の篠ノ井東小学校の職員から「不審者が学校の敷地内に侵入した」と通報がありました。侵入した男は校舎の外で男子児童を追い回し、校門付近で無臭の液体をかけ逃走したということです。 男子児童は低学年で、救急搬送されましたがけがはありません。 男は1人とみられ、黒色の長袖に紺のズボンを履いていたということです。この男は先ほど、警察が確保し事情を聞いています。(ANNニュース)
25日朝、長野市の篠ノ井東小学校で男に小学生が液体をかけられた事件で、同日午後、同校の宮沢俊樹校長が状況などを説明した。 【写真】小学校敷地内で事件を捜査する警察関係者 校長によると、始業前の8時16分に不審者が学校に侵入。校庭で遊んで教室に戻る途中の小学生を追いかけてペットボトルから液体をかけた。始業前に校庭で遊ぶ児童は多く、職員も一緒に遊んだりしていたが事件の瞬間は目撃していないという。被害に遭った小学生は別の職員に被害を報告した。 宮沢校長は、「安心・安全であるべき学校でこういうことが起こり申し訳ない。学校としてできる対応をしていきたい」と話した。具体的には、門の開錠時の出迎えに加え、今回の事件の起こった時間帯にも職員が見守る態勢を取る。 同校では、同日は休み時間も校舎内で過ごさせ、下校時は通常の集団下校態勢に加え、各地区に職員を付き添わせる。ただ、すでに所轄署から男を確保したとの連
岸田文雄首相の長男で政務秘書官を務める翔太郎氏が昨年12月末、親族を首相公邸に集めて忘年会を開いていたことが分かった。 【写真】岸田翔太郎氏(2021年9月) 25日発売の週刊文春が報じ、松野博一官房長官が記者会見で事実関係を認めた。松野氏は、首相が翔太郎氏を厳重注意したことを明らかにした。 同誌によると、翔太郎氏を含む首相の親戚10人以上が12月30日に公邸に集まり、忘年会を開いた。公邸が首相官邸として使われていた当時の組閣時の記念写真を模した、翔太郎氏を中心とする集合写真や、赤じゅうたんが敷かれた階段に参加者がもたれかかっている写真も同誌に掲載された。 松野氏は、首相自身も忘年会の際、私的な居住スペースでの食事の場には顔を出し、あいさつしたと説明した。その上で「今回の報道にあるような行為は適切さを欠く。今後このようなことがないよう、適切な使用、管理を徹底していきたい」と強調。翔太郎氏に
岸田文雄首相の長男で、政務担当の首相秘書官を務める岸田翔太郎氏(32)が、またやらかしてしまった。 【画像あり】慶大の卒業アルバムの翔太郎氏 5月24日の「文春オンライン」によると、翔太郎氏は2022年末に首相公邸で忘年会を開き、その際、賓客を招く公的なスペースなどで写真撮影に興じていたという。報道によると、この日は岸田家の親戚あわせて10人以上が首相公邸に集まり、忘年会が開かれたという。現在、岸田首相は公邸で、翔太郎氏と2人で暮らしているため、参加者は「“親戚の家に遊びに来た”というノリだったのでしょう」と、翔太郎氏の知人が語っている。 さらに、岸田首相のおい、つまり翔太郎氏のいとこに当たる人物が、赤じゅうたんの敷かれた階段に寝そべっている写真や、閣僚がひな壇に並ぶ様子を真似した写真もあるという。首相公邸は、総理大臣が能率的に職務を遂行するための施設で、高額な税金が維持費として投入されて
歌舞伎俳優の市川猿之助さん(47)と両親が自宅で倒れているのが見つかり、両親が死亡した「一家心中騒動」の余波はいまだ収まらない。猿之助さんは警視庁の聴取に「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という話をしているという。警視庁の司法解剖では両親の死因は「向精神薬中毒の疑いとみられる」と報道されたが、24日発売の『週刊文春』は猿之助さんが両親に<ビニール袋をかぶせた>と報道した。現役の医師も「向精神薬で亡くなるのはかなり困難」と疑念を示した上で、「向精神薬を飲めば死ねる」という誤解が広がることは問題だ、と語る。 【急性薬物中毒で騒動になったことがある人気女性歌手】 * * * 現在、警視庁は両親の死亡の経緯を調べるため、猿之助さんへの事情聴取を進めている。 「警察署が所有する施設で聴取を進めています。猿之助さんの話の内容は『家族会議を前夜(17日)に開いた』『死んで
和歌山県警は24日までに、和歌山市の住宅に侵入し、現金や貴金属など計約7100万円相当を盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで、プロ野球巨人の元投手で職業不詳の宮本武文容疑者(32)=和歌山市梶取=ら男6人を逮捕した。22~24日付。6人の認否を明らかにしていない。 「世代ナンバーワン左腕」と呼ばれた元巨人の投手は、なぜ万引を繰り返したのか フリマサイトで“月収”100万円、元球児の取調刑事は「何やってるんですか」と嘆いた 22年 かつて宮本容疑者はラウンジを無許可で営業したとする風営法違反容疑で逮捕され有罪判決を受けるなど逮捕は6回目。岡山県の倉敷高からドラフト2位で巨人入りし2012年に引退した。 宮本容疑者の逮捕容疑は、少年(16)や暴力団組員(28)ら男5人と今年2月25日午後9時半~26日午前2時45分ごろ、和歌山市の会社役員の男性(57)方に侵入し、現金約3300万円の他、貴金属
1976年福岡生まれ。学位は文学修士(日本文学・精神分析)。大学院在学中に中学生40名を集めて学習塾を開業。現在は株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、及び単位制高校「航空高校唐人町」校長として、小中高生150名余の学習指導に携わる。著書に『親子の手帖 増補版』(鳥影社)、『おやときどきこども』(ナナロク社)など。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 「一縷の望み」のような意味合いで使われる「ワンチャン」(one chanceの略)。主に若者の間で使われている言葉だが、その流行
中国の北京市当局は、新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にあるとして、公共交通機関を利用する際にはマスクを着用するなど、感染対策の徹底を呼びかけました。 感染症の専門家は、6月末には中国国内の1週間当たりの新規感染者数がおよそ6500万人に達するという予測を示し、再び感染が拡大することへの警戒感が強まっています。 北京市の保健当局は24日、新型コロナウイルスを含めた感染症全体の患者数が5月21日までの1週間で2万5000人余りとなり、このうち新型コロナの感染者が最も多かったと発表しました。 新型コロナの感染者が最も多いのは4週連続で、北京市の保健当局は、公共交通機関を利用する際にマスクを着用するなどの感染対策の徹底を呼びかけました。 中国政府はことし1月に厳しい行動制限などを伴う「ゼロコロナ」政策を終了し、5月からは国内の感染状況に関するデータを明らかにしておらず、実態の把握が困難になって
作詞・作曲家らに代わって音楽著作権料を徴収する日本音楽著作権協会(JASRAC)は24日、2022年度の徴収額が過去最高の約1290億円(前年度比10・5%増)だったと発表した。コロナ禍で低迷していたコンサート市場の回復に加え、音楽サブスクリプション(定額制配信サービス)などインターネット分野の好調が後押しした。 大きく牽引(けんいん)したのは近年増加が続くネット上の「インタラクティブ配信」で、前年度比19・3%増の約447億円。全体の3分の1を占め、分野別で最多となった。コンサートなどの「演奏等」は約209億円(前年度比29・1%増)で、コロナ禍本格化前の19年度の86%まで回復。「放送等」は約290億円(同3・6%増)だった。 この日の記者会見でJASRACの増田裕一常務理事は「新型コロナの行動制限で大きく影響を受けた演奏会などの催しが、だいぶ回復してきた」と述べ、インタラクティブ配信
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く