トルコの右翼過激派グループと関係があるとされるジェスチャーをしたメリフ・デミラル選手/Hendrik Schmidt/picture-alliance/dpa/AP (CNN) サッカー欧州選手権(ユーロ2024)の試合で勝利したトルコ代表の選手が喜びを表したジェスチャーに対して、開催国ドイツの内相から非難の声が上がった。トルコ国内の過激な右翼組織との関連を意味するジェスチャーだった疑いがあるというのがその理由で、大会を統括する欧州サッカー連盟(UEFA)が調査に乗り出す事態となっている。 トルコは2日に行われた16強の試合でオーストリアに2—1で勝利した。2ゴールを決めたメリフ・デミラル選手は腕を上へ伸ばし、両手の人差し指と小指を立てて喜びを表現したが、これは「ウルフ・サリュート」の名で知られるジェスチャーで、トルコの右翼過激派組織「灰色の狼」と関係があるとされる。 ドイツのフェーザー内