![長文日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98c1e54da00f178f1b88e1fb317d16b7ba587604/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F619ntQJmMLL._SL160_.jpg)
文/鈴木祐丞(秋田県立大学助教) 不可解な一節 19世紀デンマークの宗教哲学者セーレン・キェルケゴール。『死に至る病』など哲学史上に名を刻む不朽の名作の著者である。いわく、「死に至る病とは絶望のことである」、などなど。 セーレン・キェルケゴール 1813-1855 デンマークの哲学者。実存主義哲学の祖とされる。『あれかこれか』『不安の概念』『死に至る病』など、数々の著作を残した。19世紀を代表する哲学者の一人。 さてそのキェルケゴール、じつはあるところでこんなことを述べている。 仮名の著作のなかには、私自身の言葉というべきものは、一語もない。……したがって私の希望、私の願いは、もしだれかがこれらの書物のたったひとつの言葉だけでも引用しようと思いついたなら、当該の仮名の著者の名前で引用して、私の名をあげたりしないでいただきたいということである。(杉山好・小川圭治訳『非学問的あとがき』(下)、
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