2023年1月27日のブックマーク (2件)

  • 坂本龍一 : 12 | TURN

    龍一の音楽を前にして言葉を並べることにいまどんな意味があるのだろう。そこには選び抜かれた最小限の音が並んでいるだけである。そして最小限であることはたえず美しい。 21世紀に突入して以降その傾向を強めてきた坂龍一の音楽は、2017年発表のアルバム『async』で一つの頂点を迎える。闘病が伝えられる最中届けられたその音楽は、彼の美学が独善的なまでに貫かれており、聴き入ると同時に、ほとんど遺言のようにも受け止めてしまったこともまた事実である。 実際には、その後も活動のペースを緩めることなく──2021年に公開された彼が音楽を手がけた映画作品は4にも及ぶ──昨2022年には、サンダーキャットやコーネリアス、デヴィッド・シルヴィアンらが参加したトリビュート・アルバム『A Tribute to Ryuichi Sakamoto – To the Moon and Back』がリリースされるなど

    坂本龍一 : 12 | TURN
  • 細野晴臣が語った高橋幸宏の才能と審美眼 追悼特集の6曲にも表れた両者の音楽的な交わり

    高橋幸宏が逝去した後、国内外のアーティストーー高野寛、星野源、Sparks、Duran Duranなどーーが哀悼の意を示し、彼が残した音楽の素晴らしさ、ミュージシャンとしての魅力、生前の交流などについて発信している。 桑田佳祐は1月21日放送のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM)で、以前、高橋と家族ぐるみの付き合いがあったとコメント。ビールを飲みながら、The Beatlesの楽曲を歌っていたと語った。また「ドラマーとしての偉大さはもちろんですけど、歌が好きでね」と高橋の1stソロアルバムの表題曲「SARAVAH!」をオンエアした。 また山下達郎も22日放送の『山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック』(TOKYO FM)の冒頭で、「我々の世代の代表的なドラマー。とても素晴らしいテクニックを持ったドラマーです」と評価。高橋のほか、細野晴臣(Ba)、佐藤博(Key)

    細野晴臣が語った高橋幸宏の才能と審美眼 追悼特集の6曲にも表れた両者の音楽的な交わり