ブックマーク / realsound.jp (10)

  • 『光る君へ』作曲家 冬野ユミ、100曲超えの劇伴制作 反田恭平やN響との共演で得た手応え

    作曲家・冬野ユミが音楽を手がけるNHK大河ドラマ『光る君へ』。そのオリジナルサウンドトラックが1月31日に発売となった。自らの熱いラブコールで実現したというピアニスト 反田恭平の起用、そして現時点で100曲にわたる膨大な劇伴の数々など、『オリジナル・サウンドトラック Vol.1』収録曲を中心に『光る君へ』の音楽制作にまつわるエピソードを語ってもらった。(トヨタトモヒサ) 3曲目のデモを経て決まったメインテーマ ――現在放送中の『光る君へ』ですが、オファーを受けた際のお気持ちを伺えればと思います。 冬野ユミ 冬野ユミ(以下、冬野):次の大河ドラマを旧知の中島由貴さんが演出されることは、風の噂で聞いていて、徐々に私の起用が具体化していった感じでした。正式に決まった際は、当に嬉しかったですね。朝ドラ(連続テレビ小説『スカーレット』)もやりましたけど、私自身はどちらかと言えばメインストリームを歩

    『光る君へ』作曲家 冬野ユミ、100曲超えの劇伴制作 反田恭平やN響との共演で得た手応え
    satoshique
    satoshique 2024/02/20
    今回の大河の音楽は面白い。
  • 「大手メディアではこのような曲、到底流せませんよ」 金平茂紀が語る、URC作品の反権威的な姿勢が日本社会に残した衝撃

    「大手メディアではこのような曲、到底流せませんよ」 金平茂紀が語る、URC作品の反権威的な姿勢が日社会に残した衝撃 日のインディレーベルの先駆けとして1969年に発足、フォーク/ロックジャンルにおいて多くの先鋭的な才能が集ったURC(アングラ・レコード・クラブ)。今年6月から同レーベルのCD復刻再発シリーズが順次リリースされている。 リアルサウンドでは、同シリーズ第一弾としてリリースされた「URCレコード入門編コンピレーションアルバム」『URC銘曲集―1 戦争と平和』を監修したキャスター 金平茂紀氏へインタビュー。これまでキャスターとして国内外の社会情勢と向き合い、リアルタイムで収録楽曲に触れてきた金平氏は、どのような意図で同作を監修したのか。収録曲を振り返りながら、URCがいかに挑戦的なレーベルであったのかを語ってもらった。(編集部) 高田渡「自衛隊に入ろう」は「今聴いても当に魅力

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    satoshique
    satoshique 2023/08/19
    時代感覚がちゃんとある。“こんなふうに自由に表現すればって言われても、若い人は困惑するだけじゃないですかね”
  • 『怪物』を観た後に残った違和感を考える “わかりやすさ”と引き換えに手放したのもの

    流れてくるエンドロールの文字を見て、「なるほど」「やっぱり」と妙に腑に落ちる思いがした。これは、第76回カンヌ国際映画祭の最優秀脚賞、クィア・パルム賞を受賞したことでも話題の、大ヒット中の映画『怪物』を観終えたときの第一印象だ。 監督はご存知、『そして父になる』(2013年)で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞、『万引き家族』(2018年)ではカンヌ最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和。第1作の『幻の光』(1995年)を除き、これまで全てのシナリオが自作だったことでも知られる是枝監督が、他者のシナリオを映画化することでも、発表当初より注目されていた。 しかも、そのシナリオが『東京ラブストーリー』(1991年/フジテレビ系)などの往年の名作から近年の『カルテット』(2017年/TBS系)『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年/カンテレ・フジテレビ系)、映画『花束みたいな恋をした』(

    『怪物』を観た後に残った違和感を考える “わかりやすさ”と引き換えに手放したのもの
  • 坂本龍一とデヴィッド・ボウイの交流を辿る 互いに言葉をかけ合い続けた2人の特別なリスペクト

    龍一とデヴィッド・ボウイの出会いは1978年12月にまで遡る。 当時2回目の来日公演ツアー中のボウイを、ソロとしてもYellow Magic Orchestra(以下、YMO)としてもデビューしたばかりの坂龍一がインタビューするという雑誌の企画においてだった。 互いの音楽や日文化についてなど、話題は多岐に及んだが、ボウイのほうから三島由紀夫の話を持ち出しているのはおもしろい。言うまでもなく、坂の父は三島由紀夫を手掛けた高名な文芸編集者だった。もちろん、ボウイの知るところではなかったが。 坂龍一(2017年『ヴェネツィア国際映画祭』) ふたりの再度の出会いの場所は4年後、南の島だった。 ニュージーランド・クック諸島のラロトンガ島。映画『戦場のメリークリスマス』で俳優として共演したのだった。今ではニュージーランド有数のリゾートアイランドとなっている同島だが、当時は大きなホテルは島

    坂本龍一とデヴィッド・ボウイの交流を辿る 互いに言葉をかけ合い続けた2人の特別なリスペクト
  • 細野晴臣が語った高橋幸宏の才能と審美眼 追悼特集の6曲にも表れた両者の音楽的な交わり

    高橋幸宏が逝去した後、国内外のアーティストーー高野寛、星野源、Sparks、Duran Duranなどーーが哀悼の意を示し、彼が残した音楽の素晴らしさ、ミュージシャンとしての魅力、生前の交流などについて発信している。 桑田佳祐は1月21日放送のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM)で、以前、高橋と家族ぐるみの付き合いがあったとコメント。ビールを飲みながら、The Beatlesの楽曲を歌っていたと語った。また「ドラマーとしての偉大さはもちろんですけど、歌が好きでね」と高橋の1stソロアルバムの表題曲「SARAVAH!」をオンエアした。 また山下達郎も22日放送の『山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック』(TOKYO FM)の冒頭で、「我々の世代の代表的なドラマー。とても素晴らしいテクニックを持ったドラマーです」と評価。高橋のほか、細野晴臣(Ba)、佐藤博(Key)

    細野晴臣が語った高橋幸宏の才能と審美眼 追悼特集の6曲にも表れた両者の音楽的な交わり
  • 日本全国のシネコン、『すずめの戸締まり』にほぼ戸締まりされる

    先週末の動員ランキングは、『ONE PIECE FILM RED』が土日2日間で動員9万人、興収1億2300万円をあげて13週目の1位となった。11月6日までに累計動員は1301万人、累計興収180億円を突破しているが、ギョッとするのは週末の数字だ。興収1億2300万円で1位。これは、首位の週末興収としてはコロナ禍前までの水準だと年間でも最低レベルの数字である。 そのことを踏まえずに、今週末の日全国のシネコンのスクリーンが新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』にほぼ占拠されることを批判しても仕方がない。8月以降、新作では最終興収30億円の大台にギリギリ届きそうな『沈黙のパレード』をほとんど唯一の例外として、『ONE PIECE FILM RED』におんぶに抱っこ状態だった国内の映画興行。『すずめの戸締まり』は待ちに待った「大ヒットが約束された作品」なのだ。そこでもし観客を取りこぼすようなこ

    日本全国のシネコン、『すずめの戸締まり』にほぼ戸締まりされる
    satoshique
    satoshique 2022/11/11
    今週末、RRR見に行こうと思ってるんだけど間に合うだろうか。
  • MORISAKI WIN、“アジアから世界へ”踏み出す大きな一歩 作品を重ねる中で磨かれるエンターテイナーとしての才能

    MORISAKI WIN、“アジアから世界へ”踏み出す大きな一歩 作品を重ねる中で磨かれるエンターテイナーとしての才能 MORISAKI WINから、今年4作目となる配信シングル「My Place, Your Place」が届けられた。海外のポップシーンと交差するサウンド、透明感のあるハイトーンを活かした歌声、〈だから何も心配しないで、安心してさ、ボクの隣にいて。〉という親密な歌詞が一つになったこの曲は、“アジアから世界へ”を掲げる彼の活動において、大きなターニングポイントになりそうだ。 ダンスボーカルグループでの活動、さらにスティーヴン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』(2018年)のメインキャストに抜擢されたことを皮切りに、映画『蜂蜜と遠雷』、ミュージカル『ピピン』に出演するなど、俳優としても才能を発揮してきた森崎ウィン。2020年からは“MORISAKI WIN”名義で

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  • スパイク・リーと共作 デヴィッド・バーンが語る『アメリカン・ユートピア』の皮肉と希望

    1970年代のNYパンク・シーンにトーキング・ヘッズのフロントマンとして登場して以来、デヴィッド・バーンは唯一無二の存在だ。独創的なアイデアに挑み、音楽映画、写真、執筆など、様々なアプローチで作品を発表してきた。そんななか、久しぶりの映画アメリカン・ユートピア』は、彼が2019年にブロードウェイで行った同名のショウを映画化したもの。と聞くと、同じようにライブを映画化した『ストップ・メイキング・センス』(1984年)を思い出す。『ストップ・メイキング・センス』で監督を務めたのは、後に『羊たちの沈黙』でアカデミー賞を受賞するジョナサン・デミだったが、今作でバーンが監督に指名したのはスパイク・リー(『ドゥ・ザ・ライト・シング』『ブラック・クランズマン』など)だ。 トーキング・ヘッズが「生涯業績賞」を受賞した第63回グラミー賞。その授賞式明けの3月17日に、バーンへのリモートインタビューが実現

    スパイク・リーと共作 デヴィッド・バーンが語る『アメリカン・ユートピア』の皮肉と希望
    satoshique
    satoshique 2021/05/25
    ずっと追いかけてたわけじゃないのに、なぜか心のヒーローになってるうちの2人だ。
  • YOASOBIからNiziU、藤井風まで……いしわたり淳治に聞く、“2020年の歌詞”の傾向 「音楽が娯楽を取り戻した」

    YOASOBIからNiziU、藤井風まで……いしわたり淳治に聞く、“2020年の歌詞”の傾向 「音楽が娯楽を取り戻した」 2020年も残すところあと1日。今年の音楽シーンを振り返ると、例年にも増して新たなアーティストによるヒット曲が数々誕生した1年だったように思う。それは、音楽ストリーミングサービスがリスナー間に定着してきたこと、SNS上での楽曲シェアが一般的になったことで、すでに海外では馴染みのあった“バイラルヒット”が日国内でも生まれやすくなったことが大きい。また、TikTokやYouTubeでの楽曲・ダンスカバーの流行がそのムーブメントを後押しした。瑛人「香水」に代表されるように、歌詞の面ではよりキャッチーで覚えやすく親しみやすいものが大衆に受けた印象だ。 今回リアルサウンドでは、作詞家/音楽プロデューサー・いしわたり淳治にインタビュー。音楽テレビ、広告、映画から気になるフレ

    YOASOBIからNiziU、藤井風まで……いしわたり淳治に聞く、“2020年の歌詞”の傾向 「音楽が娯楽を取り戻した」
    satoshique
    satoshique 2021/02/10
    この前 #関ジャム で話してたことがより深くわかる内容。そして #SUPERCAR が解散した理由がわかる気がした。
  • 山下達郎や細野晴臣らが海外で注目を集める背景 サンプリング方法から見えるメロディへの着眼

    5月に発表されたTyler, the Creatorの新作『IGOR』。彼のキャリアを通じても、サウンド面からアルバム全体としてのタイトな構成に至るまで、最高傑作といってもよい一作だ。そんなアルバムに収録された、「GONE, GONE / THANK YOU」にはなんと山下達郎の楽曲からのサンプリングが――。 『IGOR』 [Explicit] と、驚いてみせるのもなんだか白々しく思えてしまう。近年はっきりと浮かび上がってきている国外での山下達郎人気を思えば、ようやくか! といった感さえある。音楽おたくのTylerのこと、ディグの手が山下達郎まで伸びていてもなんの不思議もない。 あるいはVampire Weekendが待望の新作『Father of the Bride』収録の「2021」に細野晴臣のレア音源「花に水」をサンプリングして巷を騒がせたのも記憶に新しい。こうやって日のポップミュ

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