4月1日からスタートした、NHK連続テレビ小説『虎に翼』。春らしく爽やかなオープニング「さよーならまたいつか!」は、日本初の女性弁護士誕生のストーリーをどう彩るのか。自身初となる“朝ドラ”主題歌を書き下ろした米津玄師に、楽曲に込めた思いを聞いた。前編では歌詞について掘り下げる。 ──主題歌を手がけることが発表された際のコメントに「まさか夜中でばかり生きている自分が」とありましたが、オファーが来た時はどう思われましたか? すごくびっくりしましたし、ありがたいことだなと思いました。朝ドラといったら本当に大きな枠。日本中でものすごく馴染み深く、歴史も長いので、自分がそんな立場になったんだなと光栄にも感じました。 ──月曜から金曜まで、毎朝8時に流れる主題歌を作るにあたり、他の曲とは違う意気込みがあったのでしょうか? そうですね、同じことをやっていても仕方ないよなとは思いますし。今回、曲を作らせて