2012年7月14日の朝日新聞に、「人生を変えた本と出会いましたか」という題で行ったアンケート調査の結果が出ていました。 この調査にあたった入社10年目、34歳の記者は、それまで上記題のような本との出会いがなかった事が調査の動機であった事を述べています。 それによりますと、そうした本との出会いがあったという回答者は42パーセント、無かったという回答者は58パーセントになっています(調査対象者は朝日新聞アスパラクラブ会員17,000人)。 アンケート対象者が2万人弱、しかも実際の回答者数は3038人という事では、とても鵜呑みに出来る数値ではないにしても、6割の人がどうも自己の人生と真剣に対峙しつつ、読書を通して有益な事を学ぶといった、前向きな姿勢ではないようです。 それは58パーセントにのぼった回答者の「なぜ?」という問いに対する回答が、1たまたま出会っていない、2本にのめり込めない、3読書