ブックマーク / martbm.hatenablog.com (4)

  • 猪瀬都知事の言ったこと - martingale & Brownian motion

    猪瀬都知事が、ニューヨークタイムズのインタビューに答えた内容が、トルコへの差別発言になるとして、問題になっている。 しかし、おかしなことは、むしろ、このことに対するネット上の反応であろう。 猪瀬知事は、最初、Facebook で、「弁明」をした。そこでは、自分の「真意」がねじまげられた、悪いのはニューヨークタイムズの方だ、という、 自分は悪くない という主張であった(しかも、日語だけ)。ところが、翌日、全面的に謝罪をした。 まず、自分がニューヨークタイムズで話すことによって、世界的な影響を及ぼせると考えて、インタビューに応じた、つまり、ニューヨークタイムズを利用しようとしたはずだと考えるなら、その内容を糾弾されることには、反論の余地はないであろう。むしろ、猪瀬都知事自身が、自分の真意が伝わっていないと言うのなら、 どのように誤解されているのか を各発言に対応させて説明すればいい。ところが

    猪瀬都知事の言ったこと - martingale & Brownian motion
  • BUMP OF CHICKEN「beautiful glider」 - martingale & Brownian motion

    カントの純粋理性批判を、ものすごく切り詰めて、一言で言うなら、 アンチノミーがアンチノミーとしてしかありえないのは、人間が「時間的・空間的」な存在でしかありえないからで、それを矛盾と考えてはいけない といったところだろうか。一見、対立した意見が共に成立しているように思えるアンチノミーは、それが私たちが人間を、「時間的・空間的」な存在、と 定義 したときに決まっていたことなので、むしろ問われなければならなかったのは、なぜそのように定義したのか、だったはずだ、と。 人間は「地域的」な存在であるのだから、暮らしている場所が違うのなら、体験する内容が違うのだから、同じ共感感情は結局は「完全」にはなりえない、ということになる。 人間は「時代的」な存在なのだから、結局は、過去の人たちが選んだ行動を「完全」に判断することはできないし、未来の人たちへの共感はどうしても自家撞着なものになってしまう。 つまり

    BUMP OF CHICKEN「beautiful glider」 - martingale & Brownian motion
    satosuke-428125
    satosuke-428125 2011/08/07
    バンプのその曲、確かあった気がする…。
  • 恐い人 - martingale & Brownian motion

    原発の問題とは、結局のところなんだったのかな、と考えると、三つあって、 原発が、チェルノブイリや福島。いや。それ以上のシビア・アクシデント事故が、けっこう簡単に起き「た」ということ(今回の福島も非常に深刻な事態が続いているが、原因を問うまでもなく、いわば対策らしいものは、ほとんどなんにもやってなかったと言わざるをえないような状況だったわけだし、そもそも「ちょっと間違えば、ちょっとしたことで、あんなもんと比較にならないようなもっと悲惨な事故になっていて全然不思議じゃなかった」ということなんですね。そういう視点で見ないとなんの意味もない)。 そういった事故が起きたときに、どういった事態となるのかを国民は知らなかったし、もちろん教育もされていなった。 そして、そうやって事故が起きる前に、「多くの人たち」が「あまり深く考えることなく」原発推進を軽い気持ちで発言してきていて、さまざまなところでコミッ

    恐い人 - martingale & Brownian motion
    satosuke-428125
    satosuke-428125 2011/08/06
    胸に突き刺さる、痛烈な言葉だ。我々はこのブログで、このようなことを知っておくべきではないか。
  • 渋谷望『魂の労働』 - martingale & Brownian motion

    だれでも考えることは、個人に問題があるのであれば、その問題を、 上位機関 が面倒をみればいいのではないか、ということである。下が困っているのであれば、上がそのアラートをキャッチして、手当すればいい。 しかし、これは、逆についても言える。 働き:国家 --> 個人 働き:個人 --> 国家 国家が困っているなら、どうすればいいのだろうか? 個人が「下から」そのアラートをキャッチして、手当てをする。 いずれにしろ、この、相互関係を、もっとディープにしていく方向は、一つの方向性だろう。 例えば、国家財政が回らない。じゃあ、どうするか。個人に使うお金を減らせばいい。どうやって。今まで使っていたのは、それが必要だったから、であろう。その必要性が消えているわけでないのに、どうやれば減らせるというのか。 たとえば、医療費である。なぜ、医療費が発生するのか。患者が病気になるからである。だったら、人を病気に

    渋谷望『魂の労働』 - martingale & Brownian motion
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