平将門は当時関東地方を支配していた。 しかし、当時は今のように政治・経済の中心ではなく辺境の地と呼ばれる地域でした。そのことに平将門は日頃から不満を募らせていて、あるとき自らを『新皇』(新しい天皇)と称し都と対立したのです。 関東平野から新しい政権を打ちたてようと目論んだわけですね! 慌てた朝廷は、討伐隊を関東に派遣し、一ヶ月ほどの攻防の後、平将門は討ち取られてしまう。 しかし、平将門にまつわる伝説はここからスタートするんですねぇ! ☆平将門の首塚☆ 戦の後、将門の首は京の都へ運ばれ、見せしめのために七条河原で晒し首にされるが、不思議な事にその首は何日経っても腐らなかった。 それどころか、夜な夜な怪光を発し、「体を返せ!胴とつないでもう一度、戦をせん」と叫び続けたという。 そして、曝されていた首が三日目に光を放ちながら夜空に舞い上がり、切り離された胴体を求めて関東まで飛んでゆき、その後いく