1999年にグンター・フォン・ハーゲンス氏の『人体の不思議展』(Body Worlds) が契約トラブルで日本から撤退した後[>>1]、中国から人体標本を調達して2002年に開始した現在の『人体の不思議展』であるが、その全国ツアー展示会の主催は各展示会ごとに、各地元の新聞社や放送局などのメディアが名を連ねるという形式で行われている。[>>2] その中で、過去の展示の記録を遡ってみると、主催や後援には各開催地の地元メディアや組織や医師会等が名を連ねている中、開催場所を問わず主催や企画運営でコンスタントに登場する名称が「日本アナトミー研究所」「マクローズ」「イノバンス」「人体の不思議展監修委員会」「人体の不思議展実行委員会」である。 しかしこれらのコンスタントに登場する組織はどれ一つとしてウェブサイトを持たず、展示案内に記載されている問い合せ先の電話番号も各開催毎に設けられた臨時のものであり、