プラスティネーション人体巡回展のビジネスモデルは日本製

当ブログでは2年半前から「人体展と中国の人体闇市場」と題して、中国系のプラスティネーション人体標本展が世界で展開する展示と人体売買ビジネスの裏に、中国公安局発の人体ネットワークが存在している疑惑に関して、欧米メディアや中国メディアの報道や、中国人権団体や米国司法の調査レポートなどを検証してまとめて来た。 そして第二シリーズではその人体ネットワークと繋がりのある日本の「人体の不思議展」の不透明な運営形態と人体の出所の謎に関して得られる限りの情報を総合して、主催者側の「人体標本は献体」との主張に根拠がない事を指摘して来た。 昨年12月に「人体の不思議展に疑問をもつ会」が中心となった反対グループによって「人体の不思議展」が死体解剖保存法などの法律に違反している疑いがあると刑事告発がされていたが、2月1日に京都府警が、7日に石川県警が正式に受理し捜査を開始したと報じられている。 今回は第三シリーズ

[cubed-l]

なるほど。俺が見たのは97年の横浜だな

[zaikabou]

よくまとめてある。以前にも批判されていたので、どうして今頃？みたいに不思議に思っていたのだった

[hobbling]

ビジネスモデルとしては江戸時代の物産展や見世物小屋に行き着きそう。明治時代にも高橋お伝のアルコール漬け性器の展示巡業をやってたらしいしな。

[LondonBridge]

最初の興行的成功は日本ということになる模様。

[mobanama]

なるほどね。私は95年の人体の世界しかしらんからな。印象が違うわけだ。

[machida77]

95年の日本の展示は知っていたが、現在に至る事情は全く知らなかった。

[kurokuragawa]

見事な調査にただただ敬服

[chinanews]

蘇芸工場は同年に「生物塑化硅胶及生塑標本制作」(生物塑化シリカゲル及び標本制作) の名称で早くも中国で特許を申請・取得という、自力ではあり得ないほどの超スピード技術開発

[redfox2667]

新エントリー。人体標本を公開展示するアイデアと、それを巡回興行展示するアイデアをハーゲンス氏に与えたのは日本解剖学会と人体の不思議展だった。