若い頃に憧れた車というのは、いくつになっても心の大事なところを占めている。「あの車はすごかった」、「めちゃくちゃ早かった」、「超かっこよかった」と、心に焼き付いたイメージは鮮烈で、初恋の人のように時々思い出しては「乗ってみたいなぁ……」と思うものだ。 しかしじゃあ「あの頃に憧れた車」にいま実際に乗ってみたら、本当にいいのか? 「思い出補正」がかかっているんじゃないか? あるいは噂で聞いてたほどではないんじゃないか? だったら乗ってみましょう。いまから15年以上前に生産終了となった3台の「名車」を試乗してみます! 文:大音安弘 ■憧れた頃には手が届かず、買える頃にはタマ数も減り 国産名車といえば、まずバルブ期に誕生したモデルたちを連想する人が多いだろう。特にスポーツカーにおいては、ベースモデルを持つスカイラインGT-Rを除き、90年代に送りだれたモデルの多くが2002年まで継続販売されていた
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