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ブックマーク / www.natureasia.com (2)

  • アクネ菌、ブドウに宿る | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    ヒトの皮膚常在菌の一種、アクネ菌がブドウにも存在することが明らかになった。 これは、動物病原体の植物への宿主移行が確認された初めての例であり、アクネ菌の存在がブドウの栽培化に貢献した可能性も出てきた。 Credit: THINKSTOCK ティーンエイジャーの悩みの種であるニキビ。その原因の1つであるヒトの皮膚常在菌「アクネ菌(Propionibacterium acnes)」が、ブドウの木にも宿っていることが判明した。これは、ヒトの病原細菌が別の生物界の宿主に寄生するようになったことが確認された最初の例である。今回見つかった新型のアクネ菌は、ブドウの細胞の中でしか生きられない細胞内共生細菌とみられることから、このアクネ菌がブドウに適応したことによってブドウの栽培化が成功した可能性も示唆される。 この成果は、イタリアの研究チームによって、2014年2月Molecular Biology a

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  • 感染病原体が犯罪を暴く | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    民事・刑事を問わず、事件の捜査で「法医系統学」なる新しい科学鑑定法が、じわじわと浸透しつつある。この鑑定法は強力だが、裁判への利用は、状況をよく見極めて慎重にすべきだ。 スペインのバレンシア地方の海辺に暮らす麻酔医Juan Maesoは、見たところ社会的地位のある立派な人生を送っていた。ところが彼には秘密があった。2つの病院で少なくとも10年にわたって、患者に投与するモルヒネの一部をかすめ取っていたのだ。彼は日常的に、患者にモルヒネを注射する直前に自分に少しだけ注射し、注射針を変えずに残りを患者に注射していた。 2007年にMaesoは、少なくとも275人の患者にC型肝炎を感染させた罪で有罪判決を受けた。その患者のうち4人は、C型肝炎の合併症のためにすでに亡くなっていた。Maesoは禁錮1933年の刑を受けたが、スペインの法律の下ではわずか20年の服役になると予想されている。 Maesoは

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