警視庁の警察官から1時間半にわたる職務質問を受け、精神的な苦痛を負ったとして、30歳の男性が訴訟を起こした。 東京都を相手取って慰謝料など総額165万円を求める国家賠償請求訴訟を起こしたのは、都内のIT企業に勤務するエンジニアの江添亮さん。AbemaTV『AbemaPrime』では、本人に当時の状況を再現してもらった。 先月3日、江添さんは江東区の自宅から銀座にある勤務先まで、およそ5キロの道のりを徒歩で通勤していた。服装は普段どおり、ブーニーハットを目深にかぶり、「公式なものではないが、自衛隊がよく使うシャツ」を着て、腕にはアームカバーを着けていた。 ところが途中、警察官3人に職務質問を受け、「会社にいかなければならないから通してほしい」と訴えるも、所持品の検査に応じなければ通さないと、出社を妨害されたとしている。別の警察官からは「公務執行妨害だ」「拳銃に触った」など、“犯罪者のように扱