4月27日、18時過ぎ―。アメリカ・テネシー州のメンフィス動物園で飼育されていたジャイアントパンダのヤーヤーが、約20年の貸与期間を終え、中国・上海の空港に到着した。 その様子は中国中央テレビや人民日報など大手メディアで速報され、まるで日本からシャンシャンが飛び立ったときを再現するかのように、飛行機が着陸する模様や、機内から運び出される映像などが生中継された。 その後も、「18時46分、検疫所に入った」「23時04分、検査場で竹を食べた」などと続報され、本日(4月28日)午前9時時点で、検索サイト「百度」でランキング第1位となった。 微博(ウェイボー)でも上位に「ヤーヤーが“帰宅後”ごはんを美味しそうに食べた」などのセンテンスがトップ10入りし、かつてない「ヤーヤーフィーバー」「パンダフィーバー」に沸いている。 ヤーヤーの返還は中国で大きく報道された(中国のニュース動画を筆者撮影) シャン