日銀が2020年12月時点で初めて最大の国内株保有者になったことがわかった。日銀は金融政策として上場投資信託(ETF)の買い入れを実施しており、昨年12月末時点で保有するETFが年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を上回った。収入面でETFへの依存度が高まるなか株安時の備えが必要になっている。GPIFが5日、発表した20年12月時点の国内株保有額は約45兆2700億円だった。野村証券の試
新型コロナウイルスの問題に隠れ、あまり大きな話題にならなかったが、昨年4月から小学校で英語が正式教科となった。小学校以外でも英語化の波は強くなっている。有力大学では昨今、日本語よりも英語で講義をするほうが歓迎される。ビジネスの現場でも英語を社内公用語に定めるところが増えた。 英語化の流れは、経済界が主導している。彼らの主張は次のようなものだ。日本経済の停滞はグローバル化の波に乗り遅れたせいだ。英語が堪能な「グローバル人材」を増やさなくてはならない。英語化が進めば、経済が活性化する。また、国籍にとらわれず英語で多様な人材が交流できれば、日本の企業や社会の創造性も増すはずだ。 だが冷静に考えれば、英語化が進めば日本経済が復活するという想定は疑わしい。英語ができれば経済が成長するのであれば、フィリピンなどの発展途上国のほうが日本よりも豊かな国になっているはずだ。 言語と経済成長に関し、最近、興味
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